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第13回 高齢者福祉編⑫
一人暮らしの母親の認知症が進み、判断能力が低下していて心配です

 認知症が進み、さらに判断能力が低下してきた場合は、日常生活自立支援事業の範囲ではカバーできなくなり、成年後見制度への移行が求められるようになります。

 成年後見制度は、認知症や知的障がい・精神障がいなどで判断能力が十分でないかたの意思を尊重し、その権利と財産を守り支援するための制度です。後見人などが代理して必要な契約を結んだり、財産を管理したりして、本人の保護を図ります。

 今回は、成年後見制度について説明します。