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新・熱き祈祷のすすめ 19

 アプリで読む光言社書籍シリーズとして「新・熱き祈祷のすすめ」を毎週月曜日配信(予定)でお届けします。
 祈りの必要性や祈りの種類、実践方法をまとめた祈祷の手引書です。

松本 雄司・著

(光言社・刊『新・熱き祈祷のすすめ』より)

第五章 祈りの実践

2 不信感を一掃せよ

 何度祈っても、神に聞かれたという感じがしないことが重なると、私たちはすぐに失望して力を失い、もう熱心に祈らなくなってしまいます。「いくら祈っても、聞かれていないのではないか」という不信感が、いつしか気がつかないうちに定着してしまうわけです。そうなると、もはやその祈りは死んだ祈り、力のない祈りとなり、本気で祈れなくなってしまいます。本当に通じたい、絶対に通じたいという意気込みが最初から抜き取られてしまっているのです。

 この祈祷に対する不信感こそ、まず私たちが最初に一掃しなければならないことです。神は聖書のいろいろな箇所で、私たちがあきらめることのないように、励ましの言葉を掛けてくださっています。例えば、「悩みの日にわたしを呼べ」(詩篇五〇・一五)と神は言われています。また、「彼らが呼ばないさきに、わたしは答え、彼らがなお語っているときに、わたしは聞く」(イザヤ書六五・二四)、「わたしはあなたを助け」(詩篇五〇・一五)、「祈(いのり)のとき、信じて求めるものは、みな与えられるであろう」(マタイ二一・二二)とあります。このように神は、「祈れば私はこたえるのだ」と約束してくださっているのです。この神の約束を絶対的に信じて祈っていくことが、まず重要です。

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 次回は、「祈りの実践~惜しみなく投資せよ・三つの敵」をお届けします。


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