2021.06.26 12:00
心安らぐ清らかな音色~癒やしのオルゴール聖歌
第19回「聖励の新歌」
清らかな聖歌がオルゴール風にアレンジされました。
祈祷用、睡眠用、作業用BGMにはもちろん、心を落ち着かせたいときや疲れたとき、胎教にもぴったりなコンテンツです。
今回の曲目は、聖歌3番「聖励の新歌」です。
真のお父様(文鮮明先生)が興南(フンナム)特別労務者収容所から解放されたのは、1950年10月14日午前2時でした。
興南から解放されてから20日、平壌に戻って来てから10日過ぎた11月4日に、お父様はこの聖歌3番「聖励の新歌」の歌詞を作られたのです。
お父様の作られた歌の中で、書かれた日にちまで残っているものはこれ一つといっていいでしょう。
日付を書き留められたお父様を偲(しの)ぶとき、まさに題名どおり「天が激励される新歌」の歌詞のごとく、新しい出発の表示であり、宣布の意味を持つ聖歌ではないかと思わされます。
この歌には、新しい出発の表現が全歌詞に満ち溢れています。「新」という字の付いた言葉が題のほかに13個もあり、真のお父様の「新しいみ旨」成就に対する決意と望みが、どれほど大きなものであるかを推し量ることができます。
「この原理を解明するまでの道がどんなに難しかったか、あなたたちに分かるだろうか」と、お父様がしみじみと語られたことがあります(1967年)。
「例えば、夜空いっぱい広がるほどのテントに、針穴が一つある。そこを明かりもなしに、たった一回で突き立てるほどの難しさである」とも語られました。
地獄のような興南から解放されてちょうど20日目に、戦乱の真っただ中の平壌で作られたこの歌は、誰も知らない神様とお父様だけの“出発の記念碑”となりました。
歌詞の中でお父様は、神の摂理の主人公として選ばれた、溢れんばかりの感激と決意を力強く、熱く訴えておられます。
「私はこの身を全てささげて、新しい神のみ旨を必ず成し遂げよう」と、北朝鮮の地で叫ばれたお父様のお声は、時を超えて今、私たちの耳にも聞こえてきます。
(参照:『聖歌のめぐみ』)
また今回の背景画像は、オダマキの花です。
紫のオダマキの花言葉は、「勝利への決意」。
上記にもあるように、今回の聖歌3番は、歌詞中で溢れんばかりの感激と決意を力強く、熱く訴えています。
その意味に合わせ、この花に決定いたしました。
かれんなイメージのある花とオルゴールという組み合わせですが、曲から溢れ出る力強さとみ旨に対する心情をエフェクトで表現しています。
画像素材:PIXTA