私の心の中にいる神様 75
「お便り&コメント」シリーズ⑦
夫と全く趣味が合いません

 真の父母様が、「第二の神様」であると言われた“良心”。自分の心の中にいる神様―良心―と対話(瞑想、祈り)することによって、本然の自分を取り戻していくことができます。
 今回は、「自己牧会プログラム」事務局に寄せられたお便りと、それに対する同事務局からのコメントをご紹介しましょう!

 夫と全く趣味が合わず、悩んでいます。
 夫はゴルフが大好きで、暇さえあればテレビでゴルフを見ています。私はドラマや映画が好きで、ゴルフには全く興味がないので、別室でふて寝してしまいます。
 「好きな番組を見せてあげればいいじゃないか」とも思うのですが、我(が)が強いからか、自分の面白くない気持ちに負けて、ついつい不機嫌になってしまうのです。
 私たちには子供がいないので、夫婦で一緒に楽しみたいと思うのですが、それができません。
(女性 50代)

 お子さんがいらっしゃらないこともあり、夫婦で楽しみを共有したいという気持ちをより強くお持ちなのでしょうね。

 ご自分のことを「我が強い」と言われますが、誰しも「我」は強いものです。
 でも、そういうふうに「我」を通そうとする自分を、一度、客観的に見詰めてみてはどうでしょうか。

 その上で、そんな自分は「本当の自分ではありません」と唱えながら、「一緒の趣味を持たないといけない、喜びを共有しないといけない」という思いを手放してみてください。
 そして、「趣味が合わなくても大丈夫、趣味が違ってもいいんだ」と受け入れる努力をしてみましょう。

 また、趣味が違っても、一緒に喜べること、感謝できることはあるはずです。探してみてください。

 例えば、
 二人が健康で生活できている。
 一緒にご飯を食べる人がいる。
 一緒に住む家がある。

 まずは、こんな当たり前のことに感謝してみるのです。
 すると、ご主人がゴルフ観戦を楽しんでいることを、わがことのように喜べるようになるはずです。
 そうなれば、たとえご自分はゴルフに関心がなくても、一緒の部屋にいるだけでうれしく感じられるのではないでしょうか。

 ぜひ、そういうところから始めてみてください。

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 次回(7月3日)は、「父に感謝を伝えることができました」をお届けします。


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