2021.06.11 12:00
日本統一運動史 37
日本に真の御父母様を迎える準備時代㉑
倉森(現 周藤)董代さん、入教
『日本統一運動史~文鮮明先生御夫妻と日本の統一教会および統一運動の歩み』を再配信します。
創立40周年の際に発刊されたこの書籍は、日本における文鮮明・韓鶴子総裁ご夫妻の貴重な歴史的足跡と、多岐にわたる統一運動の歴史をまとめた一冊です。
今、改めて読んでおきたい、日本の統一運動の歴史を振り返る連載です。
歴史編纂委員会・編著
第三章 日本に真の御父母様を迎える準備時代
三、草創期を築いた人々の歩み
(3)最初の主要都市開拓伝道以後の歩みと入教者の証し(1961.6〜)
6. 倉森(現 周藤)董代(まさよ)さん、入教(1961.9)
◇倉森董代さんの手記
「かつての私はクリスチャンとは名のみ、人生に絶望し、希望もなく生ける屍のごとき毎日を送っていました。『神は愛なり』、これもわからなくなり、教会からも離れ、聖書とも祈りとも無関係な生活を続けながら、しかしそんな中でも常に何か人間として生まれたからには、神の為に、また人の為に喜ばれる者になりたいと思っておりました。
昨年の9月初め、大阪にてこの偉大なる原理を聞くことができました。今までのクリスチャンとしての観念を全く覆される、あまりにも飛躍したこの御言を、私は何の疑いもなく信じられたのはどうしたことかと、不思議にすら思います。実際は当然のことであるのに、すべてが曲がってわからないこと、不思議なことになってしまうのが罪悪世界における悲しい現象です。…今までの暗雲は全く取り去られ、この時より信仰希望愛に満たされ、勇気百倍にして、死より生命への第一歩を踏み出しました。六千年間一日も休むことなく、我が子よ我が子よと呼び続けてこられた悲しい神の涙の御声を初めて知りました。…六千年間の罪悪世界を清算し、天には栄光、地には平和を一日も早く実現できるようがんばります。」(『成約新聞』第15号、1962.6.15付より)
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次回(6月18日)は、「日本に真の御父母様を迎える準備時代㉒」をお届けします。