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『祝福家庭』94号(2019年 秋季号)
倉本正彦先生の講話
「祝福家庭を愛される真の父母様」
〜全てご存じで配慮してくださる真の父母様〜

 (既成祝福を受けるために)渡韓してきた参加者たちは、式典前日の夜9時頃には会場に集まり、お父様からみ言を頂きました。

 ところが、み言が一晩じゅう続いたため、居眠りする人が続出しました。
 私は、はらはらしながら見ていましたが、お父様は一切、叱責したり注意したりなさいませんでした。
 そして最後に語られました。

 「先生が語った言葉はみんなには残っていないかもしれない。だけど朝まで、お父様が徹夜で語ったという記憶は残るだろう」

▲み言を語られる真のお父様

 たとえ一度きりの出会いに対しても、その人に対して何か記憶に残してあげたい、印象付けてあげたいと願われるのがお父様です。
 「父母様との因縁を永遠に結んであげたい」との親心から、徹夜でみ言を語られたのではないかと思います。

 その後、同じ場所で、すぐに聖酒式と祝福式の式典を主管してくださいました。
 式典後、「さあもう帰っていいから。これで会社はそんなに休まなくても済むだろう」と語られました。

 前日夜に来て、翌日の午前中には解散となったのです。真の父母様は全てをご存じで、ここまで配慮してくださったわけです。

 既成祝福について「お父様の本来の責任ではありません」とおっしゃっていましたが、天の原則を明確にしながら、父母として既成祝福のことも意識しておられたのを知ることができました。

 資格がないのに過分な恵みを受けることは、受けたほうに負債と讒訴(ざんそ)が残ります。
 ですから、真の父母様は恩恵を与えるにしても、受けたほうが負債を負わないようにしてくださるのでしょう。

 このとき既成祝福を受けた人たちは、お父様の突然のご指示にもかかわらず、考えられないほどの短時間で不平もなく韓国に集いました。
 そのことも天が取る条件になったのではないでしょうか。

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 「祝福家庭を愛される父母様」は、今回で終わります。

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