私の心の中にいる神様 69
夫が酒、タバコをやめました

 良心との対話で、ワクワク感が止まらない!
 毎週土曜日に配信予定です。

夫が酒、タバコをやめました

(韓国在住日本人女性 50代)

 韓日祝福を受け、韓国で生活しています。

 長い間、夫の酒とタバコに悩んでいました。私はそんな夫を否定し、責めて、何とかやめてほしいという要求の思いで接していました。
 ですが状況は全く変わらず、毎日本当に苦しかったのです。

 でも自己牧会プログラムに出合ってからは、「人をどうこうしようと躍起になっても仕方がない。正しいか正しくないかに囚(とら)われる必要はない。思いどおりでなくても大丈夫」と、少しずつですが思えるようになってきました。

 そして、「固定観念に気付く」ワークをしながら、「自分は正しい」という囚われを下ろすように努力するうちに、自分の心に変化が訪れました。
 「夫が酒やタバコでストレスを軽減しているなら、それも仕方ない」と思えるようになったのです。これだけでも随分、気持ちが楽になりました。

 私が変わると、夫にも変化が起こってきました。
 夫はサービス業で日曜日は必ず出勤なので、礼拝に行けません。それで2019年から水曜日の夜の礼拝に夫婦で参加するようになりました。

 水曜礼拝は参加人数が少ないため、自然と教会長とも関係が近くなります。
 教会長から「酒やタバコをやめるように」と直接言われることはなかったのですが、夫は「このままだと、教会に行くのは不自由だ」と感じたようです。
 それで、いつの間にか酒とタバコをやめてしまったのです。
 私が夫への否定を手放した分、夫の家庭におけるストレスが減っていったのだと思います。

 自己牧会プログラムでは、「人や状況を否定しながら見ると、自分が決めつけたそのままの世界を見続けるようになる。結局は、嫌な気持ちも嫌な人も嫌な状況も自分がつくり出しているにすぎない」と教えていますが、まさにそのとおりでした。

 まだまだ課題はたくさんありますが、希望が見えてきました。
 これからは夫婦で一緒にいることを楽しみ、喜び、感謝して生活していきたいと思っています。

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 次回(5月22日)は、「お便り&コメント」シリーズ⑤「良心の声が聞こえません」をお届けします。


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