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氏族伝道講座
喜びと幸せの生活伝道~み言の原点に立ち返る(12)

 氏族伝道講座「喜びと幸せの生活伝道」を毎週水曜日配信(予定)でお届けします。
 伝道勝利の秘訣(ひけつ)は真の父母様のみ言から学ぶことができます。それらのみ言はただ語られたのではなく、実践して勝利された内容を語っておられるからです。
 本書には伝道のポイント、勝利の秘訣、具体的な方案などが、み言を中心に著者の体験やエピソードなども交えて詳しく説明されています。

篠崎 幸郎・著

(光言社・刊『氏族伝道講座 喜びと幸せの生活伝道 み言の原点に立ち返る』より)

第一章 原理のみ言があなたに届くまで
三、『原理講論』に基づいた原理大修練会

伝道についての明確な方策
 612日の真の父母様一行歓迎会で真のお父様は、「アベルの使命は何かというと、カインを解放することである。……アベルを立たせたのはカインを救わんがためである。救うには神から受けたその愛をそのままそっくりカインの方によこしてやるとともに、自分の愛情を重ねて、合わせてよこさなければならない」(『日本統一運動史』242ページ)と語られました。

 また、大修練会の終了時には、「今までの統一教会の聖徒たちは過去のいわゆる霊人たち、現在の自分の国家に属するその人たち、それから自分の後孫に対する責任、それを考えていないんだね。しかし、我々はこういう方面に格別なる関心を持たなければならない」(同、252ページ)と語られています。

 私たちは氏族に対してアベルの立場であり、歴史と血統を懸けた氏族の父母としての「神氏族メシヤ」なのです。

 真のお父様は、「あなた方には何事につけ、あまりにも理屈で考えすぎる傾向があるようです。先生の指示に対しても無条件に反応するというより、『従うべきかどうか』と考えてしまうというのです」(『祝福家庭と理想天国(Ⅱ)』608ページ)と語られています。「ああでもない、こうでもない」と考える前に、まずみ言どおりに実践してみましょう。

 お父様が初めて『原理講論』を日本に紹介してくださった時の心情の原点に返り、悟りつつ、伝道に邁進(まいしん)していきましょう。

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 次回は、「神氏族メシヤとして立てられた背景」をお届けします。


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