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日本統一運動史 31
日本に真の御父母様を迎える準備時代⑮
阿部(現 石井)トミ子さん、入教

 『日本統一運動史~文鮮明先生御夫妻と日本の統一教会および統一運動の歩み』を再配信します。
 創立40周年の際に発刊されたこの書籍は、日本における文鮮明・韓鶴子総裁ご夫妻の貴重な歴史的足跡と、多岐にわたる統一運動の歴史をまとめた一冊です。
 今、改めて読んでおきたい、日本の統一運動の歴史を振り返る連載です。

歴史編纂委員会・編著

(光言社・刊『日本統一運動史~文鮮明先生御夫妻と日本の統一教会および統一運動の歩み』より)

第三章 日本に真の御父母様を迎える準備時代

三、草創期を築いた人々の歩み

(2)草創期初期の伝道と入教者の証し

16. 阿部(現 石井)トミ子さん、入教(1961.6)

◇阿部トミ子さんの手記
 「当時、私は真剣に真理を求めていました。そして興味を持ち始めていたキリスト教にそれを求めようとして…電話帳を調べ…出かけたのがYMCA、そこで偶然見つけたのが『原理講義』という貼り紙と矢印だったのです。その原理という字を見た瞬間、これこそ私のすべての疑問を解いてくれるものに違いないと直観したのです。それで矢印をたどって行った先は、その時行われていたクリスチャン・クルセード期間中だけ借りた講義所だったのです。みすぼらしい汚い部屋でした。しかし、そこで聞いた創造原理は私にとって非常な驚きでした。その時、明日は素晴らしい家に引っ越すんだと皆が言っておりました。それが新大久保の家だったのです。」(『成約の鐘』4号より)

 「初期の教会では、旧約時代のように天使が現われて神様のメッセージを伝えるということが度々ありました。みんなで一緒に祈っていると…『沸き出づる泉に蓋をする者は誰だ。私はガブリエルです。皆の心が一つにならなければ、私は働くことができないと、神が言っておられます』と、一兄弟の口を通して語るのです。」(『ファミリー』1983年10月号より)

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 次回(5月7日)は、「日本に真の御父母様を迎える準備時代⑯」をお届けします。


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