私の心の中にいる神様 65
「本当は怒りたくないんだ」

 良心との対話で、ワクワク感が止まらない!
 真の父母様が、「第二の神様」であると言われた“良心”。自分の心の中にいる神様―良心―と対話(瞑想、祈り)することによって、自己中心的な思いに囚(とら)われていたことに気付き、本然の自分を取り戻していくことができます。
 そんな真の父母様のみ言と解説、それに基づいた実践(ワーク)を軸に展開されている自己牧会プログラムの中で多くのかたが感じた体験をお届けします。

「本当は怒りたくないんだ」

(韓国在住日本人女性 50代)

 用事で出掛けていた時のこと、夫(韓国人)から電話がありました。夫はあることで腹を立て、怒りながら電話してきました。

 毎度のことながら、夫が怒ると私は全身の血が全て下に下がるような感覚になり、頭の中が真っ白になってしまいます。

 その時も激しく責められ、私はヘビににらまれたカエルのように固まってしまいました。
 それからは、もうそのことに完全に囚(とら)われて、やりかけのことに集中できなくなってしまいました。

 必死で「自覚を取り戻す」ワークをしながら、心に平安を取り戻そうとしましたが、うまくいきません。

 ふと思いついて、
 「◯◯さん(夫)の良心は何と言っていますか?」と問い掛けてみました。

 すると驚いたことに、
 「私だって本当はこんなふうに怒りたくないんだ」という答えが返ってきました。

 さらに、「私だって本当は許して愛して感謝して、一つになりたいんだ」と来たのです。

 「え~!」と驚きましたが、「やっぱりそうか」と腑(ふ)に落ちました。

 すると、全ての人の良心が、「私だって許して愛して感謝して、一つになりたいんだ。私だって神様、真の父母様に侍って暮らしたいんだ」と言っているような気がしました。

 その時から、「みんなが一つになりたいと思っている」ということに確信が持てるようになりました。

 これからも良心との対話を続け、尋ねて、心に答えを感じ取れるようになっていきたいと思います。

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 次回(4月24日)は、「お便り&コメント」シリーズ③「統合失調症の夫と幸せになれますか?」をお届けします。


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