2021.03.09 12:00
幸福を引き寄せる家庭の生活習慣 24
「ありがとう」を何度も口に出す
アプリで読む光言社書籍シリーズ第14弾として、「幸福を引き寄せる家庭の生活習慣」を毎週火曜日配信(予定)でお届けします。
実行すれば誰もが幸せになれる、ぜひ身に付けたい生活習慣を紹介します。
文鮮明先生の自叙伝『平和を愛する世界人として』、『愛天愛人愛国』などのみ言を引用しながら、日々の生活で幸福を引き寄せるための60のコツを、コンパクトに説明しています。
浅川 勇男・著
第二部 幸福を引き寄せる昼の生活
「ありがとう」を何度も口に出す
何万語もある言葉の中で、間違いなく幸せを引き寄せる言葉があります。「ありがとう」です。「ありがとう」を言い続けて幸運を引き寄せたおばあさんがいたそうです。おばあさんには息子夫婦と三人の孫がいましたが、近くに住んでいながら、孫が訪ねて来ません。孫と会うのが楽しみのおばあさんは、とても寂しがっていました。
「なぜ、かわいい孫が来ないのか。その真犯人は分かっている。あの嫁だ」と思い込んで毎日、嫁を憎み、怨(うら)んでいました。口から出る言葉は、嫁の悪口だけ。ますます、嫁はおばあさんの家に来なくなりました。当然、孫も来ません。
ある日、嫁の悪口を言い続けても、孫は来ないと悟りを開き、「ありがとう」の言葉を何回も言ってみることにしたのです。そして、一日中、「ありがとう」と言い続けました。何と、一日に千回繰り返したそうです。すると驚いたことに、孫の一人が訪ねて来たのです。おばあさんは、とても驚き、喜びました。そして、ひらめきました。
「ありがとう千回で、孫一人。ということは、ひょっとして……」
次の日から、一日三千回、「ありがとう」を唱えたのです。その結果、奇跡が起こりました。三人の孫が嫁と一緒に、おばあさんを訪ねて来たのです。「ありがとう」の言葉が、幸運を引き寄せたのです。
文鮮明先生は言葉について語られています。
「愛の心、真実をもって接しなければなりません。話をするにしても、一日に良い言葉を三回ずつ継続して言ってみてください。良い言葉を言うと同時に、行動も三つの良い行動を、小さなことでもしてみるのです。あいさつをするにしても、心から有り難く思ってあいさつをしなければなりません」(『愛天愛人愛国』59ページ)
◎ポイント
良い言葉を語って、良い行動をする。
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次回(3月16日)は、「愛のある言葉をかけ合う」をお届けします。