2021.02.15 17:00
ファミリーサポートコーチング講座 3
今月から「ファミリーサポートコーチング講座」がスタートしました。
同シリーズは、文字どおり、より良い家族関係や人間関係を実現するために読者の皆さまをサポートするコーチング講座です。
毎週月曜日配信予定です。皆さまの家庭生活、信仰生活、社会生活にぜひお役立てください。
第3回「真の愛が分かるようになった」
ナビゲーター:西森 響
監修:阿部 美樹(伝道教育局)
今回は、コーチングを受けた女性(40代)の感想文をご紹介します。
「ファミリーサポートコーチングによって真の愛が分かるようになりました」
私は、無条件に愛されている実感が持てないまま生きてきました。
「親の望む優等生でなければ愛されない」「頑張らないと認められない」と感じ、生きていくのがとても苦しい人生でした。復帰されても、それがそのまま神観・メシヤ観に影響し、真の愛がよく分からないまま心情の上がり下がりの激しい日々を送っていました。
それが、ファミリーサポートコーチングを学び始め、特に承認という感覚を通して、自然体の自分のままで十分に神様に愛されて(承認されて)いることが分かりました。
また、私だけでなく、全ての人がありのままで十分神様に愛されていることが実感できるようになりました。
もちろんまだ堕落性もあり、現状のままでいいわけではありませんが、「今この瞬間のあなたはそのままでいい」と承認してもらえると逆に力が湧いてきます。
「成長しなければならない」という義務感・使命感ではなく、「もっと成長したい」「本物になりたい」「真の愛の人になりたい」という、主体性と喜びを持って生活することができます。
自分が承認されていることが分かると、自分で自分を承認できるようになり、さらに人のことも楽に承認できるようになるので、人間関係の悩みもとても少なくなりました。
今までは「○○が問題だ」と他者のせいにしがちでしたが、すぐに「自分にできることは何だろう」と考えられるようになりました。
トラウマ解消をテーマにしたコーチングセッションにより、文字どおり幼いころからの心の傷が癒やされ、険悪になっていた主体者や、会話が難しかった思春期の子供たちとの関係も、少しずつ溝が埋まり家族が笑顔で過ごせるようになってきました。
長年うつ病にも悩まされていて、「うつ病の私は駄目な私」「治らないと証しにならない」「み旨が歩めない」と感じていたのですが、「うつ病も私を守るために与えていただいた」「うつ病のおかげで今の自分がある」と、うつ病の自分を承認し感謝できるようになったら、逆にいつの間にかうつ症状は消えていました。
また、わが家には生まれつきの障がいを持つ二世がいて、そのことでずっと心に痛みがありました。
しかし、今の自分があるのも、過去から現在までの全ての経験があるからであり、その子を生み育てていくこの環境そのものが、神様が与えてくださった貴重な宝物であったと感じました。
私においては、この環境があったからこそ、深い真の愛を理解し体恤(たいじゅつ)することができると気付いた時、今までの全てのことが丸ごと感謝に変わりました(その子においても「ありのままで十分愛されている」のは同じです)。
真のお父様(文鮮明先生)がおっしゃった「過ぎてみれば全て愛であった」のみ言の一端を、涙と感謝のうちに心情的に感じられるようになりました。
貴重な経験を積むことになる未来に関しても、全く同様の感覚があり、今度はどんな宝物を下さるのだろうと希望を持っています。
今は、日々の時間が、人生そのものが幸福感でいっぱいになっています。
日常的にはもちろんいろいろなことがありますが、暖炉の熾火(おきび)が消えずにずっと穏やかに燃えているように、根底にある幸福感が消えることがありません。
ファミリーサポートコーチングを私たちに与えてくださった神様・真の父母様に、全ての出会いに感謝です。
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次回は、ファミリーサポートコーチングを受けた50代男性の感想をお届けします。