聖句:ただ恐れるのは、エバがへびの悪巧みで誘惑されたように、あなたがたの思いが汚されて、キリストに対する純情と貞操とを失いはしないかということである。(「コリント人への第二の手紙」第11章3節)
人類始祖のアダムとエバを堕落せしめ、今日まで悪魔とかサタンと言われて長い間人類を主管してきたサタンの正体をいま一度知って、サタンの誘惑の罠にはまらないようにしなければなりません。サタンの正体は知の天使長ルーシェル。神に反逆して悪魔となりました。ですから、悪知恵にかけては、かなう者がいません。その結果、世の中には、詐欺や多くの嘘が蔓延しています。私たちは、それを見抜く力をもたないといけません。
サタンは「俺は悪魔だ」と言って誘惑してくるわけではありません。巧妙な手口で誘惑してくるのです。善人を装ってきます。聖書には「サタンも光の天使に擬装するのだから」(「コリント人への第二の手紙」第11章14節)と書かれています。歴史上初めてサタンの正体を暴いた方が真の父母様です。自分の中に、傲慢、自己中心、人のせいにするなどのサタン的性質があると自覚できれば、サタンと闘うことができますが、その自覚がない人はサタンの住み家になってしまうのです。そのような人はどんなに修練を受けても、教育を受けてもサタンが離れません。サタンが嫌うことをすることによって、サタンの誘惑を受けず、正しく成長できるのです。
傲慢の反対は「謙遜」です。誰に対しても謙遜になって、人の意見を謙虚に聞ける人になることが重要です。自己中心の反対は「相手のために生きる」ことです。人のせいにすることの反対は、「すべては私の責任です」と言えることです。実に私たちの体の中で、この相反する2つの思いが闘うので、私たちの心と体が神様とサタンの心情の最前線になっているのです。サタンの3つの特徴を忘れずに、サタンが大嫌いな3つの生活を心がけ、私の心にサタンが住むのではなく、神様が住むように意識し、闘っていきましょう。
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