名節を迎える心
人間始祖、アダムとエバが堕落して偽りの父母となることで、堕落人間の血統が広がり、被造世界はサタン主管圏下に置かれるようになりました。これを収拾し得るのは、人間始祖の立場で勝利された真の父母様以外にいません。神様は復帰摂理を6000年かけて、真の父母様を送ってくださったのです。
「真の父母は、この40年の期間にどんな闘いを経なければならないのでしょうか。まず、霊界で霊的な試練を経なければなりません。その次に、地上で実体的な試練を経なければなりません。その中でも倒れることなく、中心をもって進み出て、初めて霊肉合わせて真の父母を立てることができるのです。すなわち、六千年の摂理歴史の願いを果たせるということです」(『真の父母経』5・3・2・6)
真の父母様が一つ一つ勝ち取ってこられた霊肉の闘いは熾烈なものでした。そのうえで、最初に八大名節のうち、「真の父母の日」が定められたのです。真の父母様がいらっしゃらなければ、私たちは神様を真の意味で知ることができず、本然の真の愛も分かりませんでした。天の父母様が本来願われた創造理想世界実現への道も、真の父母様が明らかにしてくださったのです。
それでは、これらの名節の恩恵を受ける私たちは、どのようにこの日を迎え、また何を打ち立てなければならないでしょうか。
「教会員は…『神の日』を中心として、家庭の伝統を樹立しなければなりません。また『父母の日』を中心として、家法を立てなければなりません。『子女の日』を中心としては、一つの秩序を立てなければなりません。これらの日を記念するにおいては、世の中のいかなる名節よりも精誠を尽くし、喜びながら迎えなければなりません。
そうして、その家庭の伝統の起源が『父母の日』、『子女の日』、『万物の日』、『神の日』にならなければなりません。また、これらの日を祝う伝統を立て、自分の千秋万代の子孫に至るよう、天的家法をつくっておかなければなりません」(天一国経典『天聖経』11・5・1・1)
祝福家庭である私たちは、まず「神の日」を中心として天に侍る家庭の伝統を立て、「父母の日」を中心として家法を立て、「子女の日」を中心として秩序を立て、天的家法をつくらなければなりません。
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