(コノハムシ)
コノハムシ(写真)は、主食のグァバの葉にそっくりの形をしています。葉のサイズから色、形、葉脈の1本1本までそっくりなのです。
手足まで虫にかじられて枯れたような色と形になっていて、とても虫には見えません。これが、偶然に起きた突然変異によって形作られた、と説明するのには無理がありそうです。
また、昆虫は、人間のように物を立体的に見たり、色鮮やかな色彩を認識することはできません。だから、当然、自分から「こうなりたい」と思ったわけではありません。(思ったとしても、そうなれるわけではありませんが……)
つまり、人と同じような視覚をもち、コノハムシを食べようとする鳥などの天敵から身を隠すことができるように、神様が、細工したとしか思えないのです。
(ダイトウクダマキモドキ)
(ニセハナマオウカマキリ)
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