祝福とは新しい人生のスタート
祝福を受けることによって人生が変わります。否、変えなければならないのです。1人の人生から2人の人生になるのですから。よく「祝福はスタート」であると強調されますが、それは「2人で歩む人生が始まった」ことにほかなりません。
「1人で生きる人生」と「2人で歩む人生」は一体何が違うのでしょうか?
それは「責任」です。祝福を受ける前、1人で歩んできた人生においても、さまざまな責任を背負いながら生活してきたことでしょう しかし祝福後は、さらに「相対者を幸せにする」という新たな責任が加わります。そしてそれは「最優先事項」として扱わなければなりません。これは急激な変化です。「結婚する」というのは、そういうことなのです。
人は、調子が良いときは何でもできるものです。新しいことに挑戦するのも、困難に立ち向かうのも、そして人を愛することも…。しかし、ひとたび調子が悪くなると、途端にそれができなくなります。自分のことで頭がいっぱいになってしまうからです。調子が悪ければ、仕事を休めばよいし、体も休めたらよいでしょう。しかし、どんなに自分が落ち込んでいたとしても、「愛する」ことはやめてはいけないのです。
「愛」とは、自分の気分や体調によって消えたり、生じたりといった相対的なものではありません。いついかなる時も、その人の全てを守り、幸せにするという「絶対的な誓い」です。祝福を受けた皆様は、「そのような責任が既に生じている」ことを理解し、自覚し、決意しなければなりません。
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