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2018年08月24日

『ムーンワールド』8月号 読みどころ紹介③
神の子教育メソッド「みんな神の子」
「5歳頃までに喜怒哀楽を出させる」
「本音を出させる。正直に出させる。いい子にしてしまわない」

 

 

 途中入園のAくんは、4月の頃は、ほとんど自分からしゃべることがなく、周りを見ながら、集団についていくのが精一杯でした。他の園児は、初めて来たAくんに対して興味津々でした。そして、男の子が、どんな反応を示すのかおもしろがって、静かなAくんにちょっかいを出し始めました。しかし、Aくんは、家でも園でも、自分の気持ちを正直に出すことをしませんでした。ずっと、我慢をしていました。お母さんの書いた連絡帳に、Aくんの成長を見ることができました。

◇5月24日「(『友だちにからかわれたが、やり返さなかった』と先生が、電話で伝えてくれましたが)そのことを自分からは話しませんでした。自分の気持ちをもっと出せるように、家族でも意識してお祈りします」

◇5月28日「『いじめられるから嫌だ! いじわるな人が3人いるんだ』と、本音を話してきました。家族で心配し、理解してあげるようにしました」

◇5月29日「初めて、お友だちのことを話してくれました。『Bくん、Cくんと仲いいんだよねぇ。今日は3人で遊んだよ』と、話してくれました。お友だちの名前を覚えられるようになったので、安心しました」

◇6月8日「『ぼくは、Dくんと普通に話したいんだけど、Dくんは、ぼくのこと、嫌いだって言うんだ』と言い、パパは『Dくんは、お前のこと嫌いではないと思うよ』と、話しました。仲良くなれるように、一緒にお祈りしています」

◇6月22日「(Dくんと)将棋をしたことが楽しかったようです。お友だちができるので、将棋に興味をもち始めました」

◇6月28日「『(ちょっかいを出してきたお友だちが)優しくなった。普通に話してくれるようになった』と、うれしそうに話してくれました」

◇7月2日「光の子園で、『本音を出している子供たち』を見ていると、以前いた町の子供たちは(息子も含め)、『おとなしい、親の言いつけを守る子供たち』だったなぁと感じます。どんどん本音を出させて、伸び伸び育てていきたいです」



 ある日、先生が男の子たちを集めて、「Aくんはあまり自分のことを話さないし、からかわれても黙っているけど、本当は心が強いんだよ。Aくん、嫌な時は『やめて!』と大きな声で言いなさい!」と言うと、Aくんが大きな声で「やめてー!」と叫びました。男の子たちは驚いて、それから、だんだんと仲良くなっていきました。

 両親の励まし。相手が悪くても、決して相手のせいにしなかった両親の姿勢。三世代での祈り。両親と光の子園が基台を組んで祈ること、などによって良い方向に導かれていきました。

 

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