https://www.kogensha.jp/shop/detail.php?id=4294

輝く社会人を目指して
~職場をもっと楽しもう!~

 『グラフ新天地』2004年6月号に掲載された特集記事を再編集してお届けします。

 職場には、悩みが付き物です。

 業績の伸び悩み、仕事の締め切りに追われるストレス、取引先や顧客とのトラブル、さらには職場そのものを失うリストラ——。

 社会人になれば、さまざま悩みや課題と向き合わなければならなくなります。社会人としての姿勢、仕事に対する態度についても考える時間が増えるでしょう。

 今回は、職場の悩みを解消し、輝く社会人になるための方法を提案します。

問題克服で人格や仕事の能力が向上
 社会人にとって職場は、一日のほとんどの時間を過ごす場所です。人生の大半は、職場での生活であるといっても、決して過言ではないでしょう。そのような場で、もし人間関係に悩みを抱えるようになれば、人生そのものに暗雲が立ち込めることになります。実に深刻な事態です。

 社会人が仕事の上で抱える悩みは、本来とても貴重なものです。大いに悩み、問題を克服していくことで、人格や仕事の能力が向上します。

社会人は笑顔が命
 職場とは、自分や家族を養ってくれる場です。しかし、それだけにとどまりません。職場は、地域や国、ひいては世界を支え、幸せにする原動力になっているのです。

 つまり、私的な場ではなく、公的な場であるということを自覚する必要があります。

 公的な場で行動する者にとって命のように大切なものは、笑顔です。暗い表情は、周囲の人々の志気を低下させます。たとえ個人的につらいことがあったとしても、職場ではいつも笑顔を作れてこそ、公人としての資格を得ることができるのです。

迅速に行動、整理整頓
 次に、仕事中は常にきびきびと、迅速に行動することです。なぜなら、自分に与えられた時間は公的なものだからです。11秒も無駄にせず、大切に使おうという思いが、迅速な行動となって現れなければならないのです。

 そして、整理整頓です。乱雑な職場は、社員はもとより、来客にも不快感を与えます。地域、国、世界を幸せにするためにある職場が、人々に嫌な思いをさせることは、その存在価値が危ぶまれるほど深刻です。

 自分の机の上は、毎日、整理整頓を心がけましょう。

人格を磨く場
 仕事の目的は、大きく分けて三つあります。

 第一は、自分の人格を磨くことです。どんなにつらいこと、苦しいことがあっても、それを克服していくことで人格が成長します。

 新入社員であるならば、早く仕事を覚え、その道のプロとなることを目指して精進することです。その結果、仕事はもとより、人格も立派になっていくのです。一芸に秀でた人は、人間的にもたいへん魅力があるものです。

家族を養う
 第二は、家族を養うことです。私たちは、この社会で生活していく限り、収入を得なければなりません。

 大切なことは、どんな仕事でも好きになることです。子供たちに「こんなに楽しい仕事をしているんだよ」と誇れるようになりましょう。

社会への貢献
 第三は、社会への貢献です。会社は利益を追求しなければ存続できません。しかし、社会に何の貢献もせず、会社の利益だけを求めていけば、社会から見放され、いつしか会社はなくなってしまいます。社会も喜び、会社も喜ぶという、共存共栄の道を模索しなければならないのです。

 このような仕事の目的をしっかりと知って、毎日の職場生活を送りましょう。

善なる競争は必要
 多くの社員が働き、多くの家族を養っているのが会社です。ですから、どんな会社でもつぶれていいはずがありません。

 しかし、この世の中は競争社会です。企業間の競争がない社会は、やがて衰退します。

 弱者を無慈悲に滅ぼすような競争は、むろん好ましいものではありません。しかし、善なる競争は社会にとって必要なことなのです。生物が生きるために必死であるように、会社も一生懸命に努力しなければ生き残れないのです。

もっと職場を楽しもう
 職場はチームワークで成り立っていますから、スポーツの団体競技によく似ています。スポーツの試合で勝つためには、厳しい練習が必要です。職場も、しかりです。

 また、一人一人が優秀な選手であるだけでは、試合に勝てません。互いに補い合い、一つになった時に味わう喜びは格別です。この喜びを知っていれば、厳しい練習でさえ、楽しく感じられるものです。

 スポーツのように、もっと職場を楽しみましょう!

お気に入り