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統一原理127のポイント 98
なぜモーセは象徴献祭を捧げなくてよいのか

 アプリで読む光言社書籍シリーズ第8弾、『統一原理127のポイント~百日修練会の試験問題と模範解答から』を毎週日曜日配信(予定)でお届けしています。

(光言社・刊『統一原理127のポイント~百日修練会の試験問題と模範解答から』より)

第二章 モーセとイエスを中心とする復帰摂理
97 なぜモーセは象徴献祭を捧げなくてよいのか、彼は信仰基台を造成するために、どのような過程を通過しなければならないのかを説明してください。(『原理講論』、353ページ)

 モーセは、アベル、ノア、イサクらが三次にわたる象徴献祭を成功させることにより、象徴献祭による摂理を完了した基台の上に立っていました。

 人間始祖が堕落して「信仰基台」を立てるための神のみ言(ことば)を失ったので、そのみ言の代わりの条件物として立てられたのが供え物でした。モーセの時は供え物を条件物として「信仰基台」を復帰した、復帰基台摂理時代は過ぎ去り、再び神のみ言を直接に対し得る、復帰摂理時代となっていました。

 アダムの家庭を中心とした摂理が、長い歴史の期間をかけて延長されるに従い、サタンが侵入して延長されたその摂理的な期間を、蕩減(とうげん)復帰する条件を立てなければならなくなりました。復帰摂理時代では、「四十日サタン分立基台」の上で、供え物の代わりに神のみ言を中心として立つことができさえすれば、「信仰基台」を復帰することができました。

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 次回(2月7日)は、「モーセがエジプト人を打ち殺した理由を説明してください」をお届けします。