コラム・週刊Blessed Life 149
アメリカの復活と中国の衰亡

新海 一朗(コラムニスト)

 あけましておめでとうございます。

 大混乱の2020年を経て、新たに迎えた2021年。世界は今年も激変と大転換の動きを歴史の中に刻んでいくことでしょう。

 それは善と悪の交叉であり、善悪の歴史的な大逆転であります。すなわち悪が終わり、善が始まるという意味です。

 悪の支配がこれ以上続かないというサインが、世界中のあらゆる出来事の中に示され、善の支配がいよいよ本格的に始まるというしるしが随所に見られるようになる年となることでしょう。

 悪に生きる者と悪を行う国家は、その計画と行動の全てがことごとく挫折の運命をたどるという「終わり」の暗示を受けています。
 善に生きる者と善を行う国家は、その計画と行動の全てが天意にかない、祝福されるという「始まり」の号令を鳴らしています。

 こうして善と悪の転換が世界規模で始まるのです。それは誰も変えることができません。善は進むのです。

 2020年において露呈した巨大な悪とは何か。
 中国発の新型コロナウイルスであり、そのコロナ禍の中で実施された米大統領選挙への中国の関与です。
 コロナとドミニオン社の集計機の二つは両方ともアメリカを葬り去る、すなわち、アメリカ民主主義を終わらせる中国の二大戦略でした。悪魔の陰謀であり、サタンの計画です。

 しかしそれは成功するのでしょうか。
 はっきり言えば、アメリカ民主主義が終わるのではなく、アメリカ滅亡を仕掛けた中国共産党が終わるのです。
 中国の「終わりの始まり」が本格化するのが2021年です。どのようにあがいても、中国が浮上する道はもはやありません。

 世界は中国をこれまでのように見ることはなく、懐疑の目を向けています。信じてはいけない国として見始めています。
 中国は世界に果てしない損害を与えました。中国共産党の本質を「隠蔽(いんぺい)」「虚偽」「プロパガンダ」であると見破りました。

 犯罪を隠蔽する。真実を隠し、虚偽によって世界をだます。全ては政治プロパガンダであり、中国共産党を美化するが、プロパガンダの中に毒を隠している。
 人々はそのように判断し始めています。

 全ての人が気にしているアメリカ大統領選挙の行方はどう決着するのか。
 この選挙こそ、中国が命懸けでアメリカ打倒、トランプ打倒を目指して、関与・干渉の限りを尽くした歴史的な不正選挙でした。

 その犯罪行為の全ては、外国勢力の干渉という点から見れば、アメリカ国民の激しい怒りと憎しみを買った中国の巨大な悪業です。
 これによってアメリカがつぶれるのか、あるいは、不死鳥のごとく、いや、むしろさらにパワーアップしてよみがえり、中国共産党の息の根を止めるのか。間もなく答えが出るでしょう。

 トランプ大統領は、トランプ支持者たちに1月6日にワシントンDCに集まるように呼び掛けています。おそらく100万人は集まるであろうその群衆に、トランプ大統領は何をもって答えるのでしょうか。

 勝利でしょうか、敗北でしょうか。
 勝利でなければなりません。その時、大観衆が集まった場はトランプのビクトリー・ラリーの歴史的な場に変わります。祝福の歓声が渦巻く場となります。

 このようにして、2021年は始まるのです。それは単にアメリカだけでなく、世界がアメリカと共に始まるという意味です。