2020.11.30 17:00
『平和の母』読者の声 54
真のお母様が植えた真の愛はスイセンのように咲き続ける
このコーナーでは、真のお母様(韓鶴子総裁)の自叙伝『人類の涙をぬぐう平和の母』を読んだかたがたの感想を随時ご紹介してまいります。
4月に開催された「感想文コンクール」で佳作に選ばれた作品25点を順次ご紹介します(文責:編集部)。
最優秀賞6点は『世界家庭』2020年7月号、優秀賞9点は『祝福家庭』2020年夏季号で紹介しています。ぜひ、併せてご覧ください。
今回は、35歳・女性の佳作受賞作品をご紹介いたします。
真のお母様が植えた真の愛はスイセンのように咲き続ける
真のお母様の自叙伝『人類の涙をぬぐう平和の母』を読み終え、海のように大きな愛で人類を抱かれるお母様の偉大さと、お母様の心の中に生き続ける真のお父様(文鮮明総裁)、祖母の趙元模(チョ・ウォンモ)氏、大母様、孝進様、興進様、また天の父母様(神様)について思いを寄せました。
お母様の生涯はいばらの道ですが、背後にお母様を絶対的に信じ愛する存在があったため、さまざまな困難を乗り越えて勝利されたのだと思いました。
自叙伝を通し、お母様の信仰の背景やお母様の性格、そして一貫して神様の恨(ハン/恨み)を解くためにすさまじい決意を持ち続けたお母様について知ることができました。
信仰の背景と乗り越えられた多くの困難
自叙伝を通して私はお母様について正しく知ることができました。
まず、お母様について考えるとき、その信仰の背景を無視することはできません。
国を取り戻すために太極旗を振り独立万歳を叫んだ祖母・趙元模氏の信仰と、「神様が、お前の父親だよ」(韓鶴子総裁自叙伝『人類の涙をぬぐう平和の母』56ページ)という教育は、お母様の人生の根幹となる本当に重要なものだったと知りました。
またその信仰を受け継いだお母様の母親である洪順愛(ホン・スネ)大母様の人生も、主を待つために夫と離れて暮らしてきた驚くべきものであったと知りました。
私はこれらを通して、どのような逆境や迫害の中でも、天の父母様の祖国光復のために変わらない決意で歩まれたお母様の強靭(きょうじん)な信仰の背景を知ることができ、お母様に対する見方がとても深まりました。
またお母様は信じられないほどの多くの逆境を乗り越えてこられたかただと知りました。
幼い時に経験された日本の統治と韓国動乱(朝鮮戦争)。聖婚後も教会内部、外部からのさまざまな迫害がありました。
さらに4人の子女様と夫であるお父様を霊界に送るという、母として妻として、本当に耐えがたい苦痛を経験されています。
それらの困難も全て神様の導きと共に乗り越えられた経験があるからこそ、多くの人の心情を理解し、解放することができるのだと思いました。
お母様の偉業と私たちにできること
改めて、真の父母様(文鮮明・韓鶴子総裁夫妻)が成し遂げてきた偉業は多岐にわたり、偉人が何人いても成し遂げられない内容だと思いました。
「私を待っている人が一人でもいるならば、地球の果てまでも訪ねていって救いの門を開くのが、独り娘の使命」(同290ページ)という精神で、地球上のあらゆるところを巡回されるとともに、産業、芸術、科学、医療、教育、言論など全ての分野で成功を遂げられたということは本当に驚きです。
私は学生の時、国際協力に関心があり、いつもどうしたら貧富の差がなくなるのかと考えてきました。
初めてみ言(文鮮明先生夫妻の教え)を聞いた時、国際祝福を通して、宗教、国境、人種の壁がなくなるというところに本当に感動しました。
2015年、宣教国であったネパールの青年と祝福を受けさせていただきました。
祝福を受けてから主体者(夫)の家族やネパールの祝福家庭、食口(世界平和統一家庭連合の教会員)のさまざまな困難を聞く中で、私たち夫婦は、ネパールが発展するためにはどうしたらよいのか、私たちにできることは何かと話し合っています。
私たちは今日本に住んでいますが、将来はネパールに行って、ネパールのみ旨の発展のために貢献したいと考えています。
父母様の偉業を考えると、私たちができることは本当にごくわずかだと思います。
でもお母様が子女様に願われたように、私たちも「父母でも手伝うことのできない、天が願われる各自の使命と責任を果たす」(同124ページ)ことができるように、精誠を尽くしていきたいと思います。
お母様の驚くべき性格
自叙伝を通し、お母様は私の想像を超えた次元のかただということが分かりました。
「私は与えるのもためらいなく与えますが、与えると同時に、そのことを忘れてしまいます」(同186ページ)とあります。
お母様の性格は完全に神様の似姿であり、本来の人間の姿であると思いました。
またお母様は、世界巡回での講演を通して、現実的な問題を解決するだけではなく、霊魂までも解怨されるかただと分かりました。
これらの観点なしにお母様について語ることはできないと思いました。
このように私は自叙伝を通し、お母様に対する見方が大きく変わりました。
また素晴らしい真の母に出会えた私たちは本当に幸せだと思いました。
ある晴れた日、子供たちと公園に行く途中、お母様が愛された黄色いスイセンの花を見つけました。「寒い冬に打ち勝って咲くスイセン」(同156ページ)を見ながら、お母様に思いをはせました。
あらゆる逆境の中でも変わらずに夢を持ち、神様と人類を愛されたお母様。
私たちの子供が大きくなって孫が生まれて、遠い未来までも、ずっとお母様の偉業は語り継がれることでしょう。
そしてお母様の植えた真の愛は、スイセンのように強く雄々しく地球上の至る所で咲き続けるでしょう。
多くの人たちが平和の母である真のお母様に出会い、さまざまな心の中にある悲しみや苦労から解放されるとともに、一日も早く神様の理想である人類一家族世界が実現することを祈ります。