ズバリ解決天宙大学 117
天暦、陽暦、陰暦、それぞれどう違うの？

シリーズ・ズバリ解決天宙大学 117

　このコーナーでは、『ムーンワールド』に連載されている「ズバリ解決天宙大学 なんでも質問コーナー」を、毎週土曜日にシリーズでお届けしています。子供たちの純粋でユニークな、そして本質を突いた質問がこのシリーズの読みどころです！

Q：天暦、陽暦、陰暦と三つ使っていますが、どのような違いがあるのですか？（小6女子・水戸市）

A：陽暦は太陽、陰暦は月、天暦は陰暦を補正した太陰暦を基にしています。

　（太）陽暦とは、地球が太陽の周りを回る公転周期の約365日（1年間）を基にしてつくられ、（太）陰暦とは、月が地球の周りを回る公転周期の約29.53日（1カ月）を基にしてつくられています。

　29.53日×12カ月＝354.36日で（太）陽暦と比べて10.88日程不足しています。このズレを「うるう月」で補正したものを太陰暦（旧暦）といいます。天暦はこの旧暦に従ってつくられているものです。

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　次回（10月31日）は、第118回「夜の神様、昼の神様って？」をお届けします。