2020.08.29 17:00
『祝福家庭』91号(2018年 冬季号)
小山田秀生先生の自叙伝
「真の父母様の御跡を慕って」
日本の行くべき道とは
〜代々木公園での集会〜
1973年7月18日午前10時、旧松濤本部で真の父母様が主礼となり、文聖進(ムンソンヂン)様・金東淑(キㇺトンスㇰ)様の御聖婚式が挙行されました。そのあと、近くの代々木公園(渋谷区)で祝賀会が開かれました。
同年、代々木公園では、そのほかにも真の父母様をお迎えして、集会が2回行われたのです。7月21日には1500人の食口たちが参加しました。
この年2回目のご来日の際、8月9日に代々木公園で祝福家庭の証し会が開かれました。
お父様は「儀子、証ししなさい」とおっしゃり、妻が証しに立ったのですが、その中身は私に対する“悪口”でした。お父様は爆笑なさりながら、それを聞かれたのです。
同年11月17日、この年3回目の来日をされた真の父母様は一週間滞在し、「完全投入」と題して、み言を語られました。
「日本人が世界のために生きようとすれば、過ぎ去った歴史を蕩減し、新しい伝統をつくらなければなりません。…日本がために生き、血と汗と涙を流しながら、真の基準に符合する実績をもつことが重要です。完全投入しなければなりません」
さらに第2回「科学の統一に関する国際会議」(ICUS。1973年11月18~21日、東京・帝国ホテル)が開催されました。世界の学者約60人が参加し、「現代科学と人間的価値」をテーマに研究発表や討論が行われました。
その閉講式でお父様は、「科学の目的は愛の実現」と題して、科学の目的と道徳的価値について、み言を語られました。
「歴史の背後には絶対者の存在があります。もし人類がこの絶対者を認識するなら、科学の目的である、愛を中心とした幸福な道徳的世界が実現するでしょう」
科学技術を正しく主管するための人間の主体性が失われている今日、お父様がICUSを立てられた中心ポイントは、神様を中心とする正しい価値観を科学的に確立するためです。
同年11月23日に帝国ホテルで「日本統一教会壮婦の集い」が開催され、約1000人の壮年婦人に対してみ言を語られました。
同日、真の父母様は旧松濤本部で初めて岸信介元首相と会見し、長時間にわたって意見交換をされています。
また12月19日には、『統一思想要綱』の日本語版が出版されています。
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