心安らぐ清らかな音色~癒やしのオルゴール聖歌
第8回「とり戻した栄光

 清らかな聖歌がオルゴール風にアレンジされました。
 祈祷用、睡眠用、作業用BGMにはもちろん、心を落ち着かせたいときや疲れたとき、胎教にもぴったりなコンテンツです。

 聴くと心がじんわり温まる、優しい気持ちになれる、そんなオルゴールの「癒やし効果」と聖歌のメロディーの相乗効果で、あなたの毎日をもっと豊かに。

 今回の曲目は、聖歌30番「とり戻した栄光」です。

 「とり戻した栄光」は1961513日に梁允永(ヤン・ユニョン)女史によって作られました。

 2日後の515日は、歴史的な36組(そのうちの33組)の祝福結婚式でした。人類の代表として重要な使命をもった、旧約・新約・成約の各時代を担当する36家庭です。

 天的な価値ある行事は、多くの困難や障害を伴うものです。まして人類の代表を立てる場であれば、その困難は想像を絶することでしょう。

 しかし同時に、そこは天の父の限りない喜びの場でもあります。その祝いの日のために、梁女史はこの歌を作りました。

 「この曲はとても短い時間で作りました。30分くらいでしたね。心がいっぱいでしたから早くできました。一段曲を作っては、一段歌詞を付ける、というようにできていきました。涙が溢れ出て、滝のように流れたのです。お父様の半生、悲劇の歴史を再び復帰するためたくさんの苦難を越えてこられた、そのご半生が思われて泣きながら作りました」(参照:『聖歌のめぐみ』)

 今回の背景画像は、オルゴールの愛らしい音色と、歌詞の中で「父よ」と呼ぶ子女としての心情を表しています。

 天から降る光は、神様の慈愛であり涙です。蕩減復帰歴史の苦難を思うとき、その涙の尊さを噛みしめながらもう一度聞いてしまいます。

【第1回~第7回はこちらから】
「癒やしのオルゴール聖歌」再生リスト

画像素材:PIXTA