2020.05.02 22:00
私の心の中にいる神様 16
私を救ってくれた自己牧会プログラム
良心との対話で、ワクワク感が止まらない!
真の父母様が、「第二の神様」であると言われた“良心”。自分の心の中にいる神様―良心―と対話(瞑想、祈り)することによって、自己中心的な思いに囚われていたことに気付き、本然の自分を取り戻していくことができます。
そんな真の父母様のみ言と解説、それに基づいた実践(ワーク)を軸に展開されている自己牧会プログラムの中で多くのかたが感じた体験をお届けします。
私を救ってくれた自己牧会プログラム
私は2017年に二世祝福を受けましたが、さまざまな事情で、翌年解消となりました。
そのショックは大きく、以来、体の震えが止まらなかったり、夜眠れなかったり、食べた物を戻してしまったりという症状に苦しむようになりました。
内的にも、恨みや怒り、後悔、悲しみなどの感情にさいなまれ、生きている意味すら分からなくなっていきました。
医者からは「うつ病の一歩手前」と診断され、心身ともに非常に困難な状況に陥っていたとき、「自己牧会プログラム」に出合ったのです。
「自己牧会プログラム」にはいろいろなワーク(祈り)がありますが、それに一つ一つ取り組みながら、まず自分を癒やすところから始めていきました。
中でも、自宅近くの川沿いを散歩しながら万物と対話したこと(「人と万物に感謝する」ワーク)が、当時の自分を救ってくれたように感じています。
道端で咲いていた花はこう言うのです。
「どこに行っても、どうなっても、あなたの価値は変わらないよ。私たちだって、嵐とかいろんなことが起こって、粉々になってしまうこともあるんだけど、それでも私たちの価値は変わらない。そこのさびついた柵も、埃だらけのマンホールも、電柱も建物も、みんな神様から生まれた存在なんだね。だからあなたの価値は永遠なんだよ」
人目に付かない場所でひっそりと咲いていたツバキに、「あなたは誰に見られなくても、誰からも感謝されなくてもいいの?」と聞いてみると、「それでいいんだ。神様から愛されているから、神様から愛されていることを知っているから、幸せなんだ」と答えるのです。
「私もいつか、その神様の愛に気付けるかな。いつか本当の私になれるかな」
「うん、きっとなれるよ」
ある時、人を愛する勇気が持てないと苦しむ私に、一本の木がこう語りかけてきました
「私には美しい世界しか見えない。どんな人の心の中にも良心があって、その良心は神様、真の父母様に会いたいと願っている。その思いは小さくて、本人も気付かないかもしれないけれども、みんな持っている。みんな神様を愛している。私にはその美しい心しか見えないから、世界は美しく見えるんだ」
この時、自分の中で非常に大きな悔い改めが起こりました。
万物たちが見ている世界を私も見たいと思いましたし、人を愛したい、み言を、真の父母様を多くの人に伝えたいという強い衝動が起こったのです。
その後、私は中東宣教師として歩み、ヨーロッパからも招請を受けて、「自己牧会プログラム」のセミナーを開くようになりました。
今の私の夢は、私を救ってくれた「自己牧会プログラム」を世界中の人たちに伝えていくことです。これが私の真のお母様への孝情です。
(女性 20代)
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次回は、「良心は一つになるように導く」をお届けします。