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スマホで立ち読み Vol.7
祝福子女の祝福から家庭出発までをサポートする
『父母マッチングガイドブック』(6)

(光言社・刊『父母マッチングガイドブック』〈2019年10月28日第2刷発行〉より)

 「スマホで立ち読み」コーナー第7弾で取り上げるのは、『父母マッチングガイドブック』です。

 「父母マッチングを通した祝福は、父母と子女の心が一つになってこそ初めて成されるものであるため、内的姿勢から外的なプロセスに至るまで、共通の理解が必要です。本書を親子で学習しながら、父母マッチングの理解を親子で深めていただければ幸いです」(同書「はじめに」より)

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Part
父母マッチングに臨む姿勢

Ⅱ.父母マッチングに臨む内的姿勢
01 父母マッチングの文化と伝統

良い嫁・婿探しでは見つからない
 このように、父母マッチングには明確な天の願いがありますが、いざ、愛する子女の結婚となると、ややもすれば外的なことにとらわれて、天の願いを忘れかねません。

 親として、子女が素晴らしい配偶者と出会うことを期待するのは、当然の思いでしょう。しかし、子女の祝福相手としてでき上がった嫁や婿を探そうとすれば、「相手がいない」という結果に直面します。その思いが自らの視野を狭めてしまうとともに、無言のプレッシャーとして相手に伝わり、正しく関係を結ぶことができなくなるからです。

 さらに、すべての父母がそのような思いを持ったとすれば、そこからもたらされる文化は、わが子の幸せのために優秀な二世を奪い合うという、殺伐としたものになってしまうに違いありません。私たちは「良い嫁・婿探し」の次元を超えていかなければならないのです。

祝福家庭は運命共同体
 私たちはお互いを食口(シック)と呼びます。「食口」とは「家族」を意味する言葉です。私たちは神様と真の父母様を親とした、一つの家族なのです。他の家庭を、自分の家族のように思う心、これこそが家庭連合が世に誇る最高の文化なのです。

 子女の祝福相手を探すときも、このことを忘れてはなりません。教会に行けば、様々な家庭に出会います。信仰的にまっすぐで親子関係も良好な家庭もあれば、様々な課題を抱えている家庭もあるのです。しかし、神様と真の父母様の願いは「すべての家庭を幸せにしたい」というものです。私たちはその願いを忘れてはいけません。

真の父母様の代身として
 本来、祝福子女は、等しく真の父母様の子女であって、祝福家庭の親は、真の父母に代わってその子女の養育を任された立場です。「同じ天の子女として見つめ、みなで互いに育て合おう」という統一家族文化が、父母マッチングの根底に必要なのです。

 父母マッチングにより、二世祝福の責任を父母が持つようになった以上、祝福家庭の意識と姿勢が、統一運動における今後の祝福文化を決定するようになるでしょう。真の父母様はすべての二世にとって、常に父母でした。私たちがその伝統を相続していくならば、人々はそこに、世の中の結婚にはない、本然の文化を見いだすことができるに違いありません。

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 次回もお楽しみに!



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