2020.04.22 17:00
スマホで立ち読み Vol.6
『原理講論』で学ぶ韓国語 7
第6弾は『「原理講論」で学ぶ韓国語』です。
本書は「第1部 発音と文法」と「第2部 頻出順漢字語800」で構成されています。
第2部は韓国語の音声を聞きながら学習できます。
コチラからダウンロードしてご利用ください。
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第1部 発音と文法
2. 発音ルール
(4)激音化
激音に変化できる平音「ㄱ、ㄷ、ㅂ、ㅈ」は、次のように「ㅎ」が前後に来ると、「ㅎ」とぶつかって「ㅋ、ㅌ、ㅍ、ㅊ」の激音になります。
①「ㅎ」の付くパッチム(ㅎ、ㄶ、ㅀ)のあとに来る場合。
例)이렇게:このように → 이러케(イロッケ)
좋다:よい → 조타(チョッタ)
좋지 않다:よくない → 조치 안타(チョッチアンタ)
좋지 않고:よくなくて → 조치 안코(チョッチアンコ)
닳지 않다:すり減らない → 달치 안타(タルチアンタ)
②「ㅎ」の前に詰まる音パッチム(ㄱ[k]、ㄷ[t]、ㅂ[p])が来る場合。
例)ㄱ[k] 국화:菊 → 구콰(クックァ)
ㄷ[t] 못하다:できない(몯하다)→ 모타다(モッタダ)
ㅂ[p] 급하다:急だ → 그파다(クッパダ)
③「히」の前にㅈ、ㄵ、ㄺ、ㄼが来る場合。
例)맺히다:結ばれる → 매치다(メッチダ)
앉히다:座らせる → 안치다(アンチダ)
읽히다:読ませる → 일키다(イルキダ)
밟히다:踏まれる → 발피다(パルピダ)
※パッチムが二つの場合、左の子音がパッチムとして残り、右の子音が「ㅎ」とぶつかって激音化します
Point 激音化
激音に変化できる平音は、「ㅎ」の前後で激音化する。
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次回は、「(5)『ㅎ』の弱音化と無音化」をお届けします。
お楽しみに!