(『祝福家庭』69号)
【第2祝福】「家庭完成」

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 このシリーズでは季刊誌『祝福家庭』に掲載されている三大祝福完成に関するみ言を紹介します。

【第2祝福】
「理想家庭(家庭理想)」
に関するみ言(1)

 家庭は、人生において最も重要な愛の学校です。
(『文鮮明先生御言選集』第271巻80頁)


 家庭には必ず、父母がいなければならず、妻子がいなければなりません。そうであってこそ、その家庭が幸福の基台となるのです。神様が人類を探し求めてきた目的も、神様御自身の幸福を模索するためであったに違いありません。
 ですから、神様御自身が幸福の基台を求めようとしても、人間を離れたところには、そのような理想はあり得ないのです。人間と関係を結んでこそ、一致点をもたらせるのです。
 私たちが家庭において、情緒的な内容をすべて備えた立場で幸福を感じるのと同じように、神様もやはり、そのような立場で幸福を感じようとなさるのです。
(同 第32198頁)


 父母の真の愛、兄弟の真の愛、夫婦の真の愛、子女の真の愛、このように四大愛を完成し、四大心情を体恤できる最小単位が真の家庭です。したがって、真の家庭は、人間の真の愛と真の幸福の土台であり、真の生命と真の血統が芽生える所になります。
 ですから、真の家庭は、人間が創造本然の真の愛と真の人格を育て上げる修練所であり、真の愛の学校です。
(同 第2946566頁)


 理想的家庭とは何ですか。「互いによく信じるのが理想的家庭だ。互いによく理解するのが理想的家庭だ」と言うかもしれませんが、それは違います。互いに心情的に一つになり、離そうにも離すことができず、家族の痛みを自分の痛み以上に感じられる心情圏があれば、理想的家庭ができるのです。
 自分が犠牲になっても、すべての家族の苦痛を代わりに背負っていこうという情が宿った所には、理想的家庭という言葉をつけられます。
(同 第22846頁)