2020.02.29 12:00
スマホで立ち読み Vol.5
『霊界の実相と地上生活』(11)
地上人を通じた霊人たちの活動
「スマホで立ち読み」コーナー第5弾で取り上げたのは、『李相軒先生が霊界から送ったメッセージ~霊界の実相と地上生活【霊界の様相編】』です。
今だからこそ、正しく知っておきたい内容です。
すでに読んだよ、というかたも、まだ読んだことがない、知らなかったというかたも、皆さん立ち読みオーケーです。
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世界平和統一家庭連合
第一部 霊界の実相と地上生活
第二章 霊界で見た暮らしと地上生活
八 地上人を通じた霊人たちの活動
地上人に対する霊人たちの協助
霊界にいる霊人たちは、地上人の協助なしには、自分の現在いる位置から発展できません。すなわち、霊人たちは、地上にいる時の自分の人生の基準によって、霊界で永遠に暮らすのです。したがって、霊人たちは、地上にいる時に犯した罪を清算できなければ、霊界で永遠にその刑罰を受けて生きていくようになっています。
例えば、地上で人を殺した人が霊界に来れば、霊界では恐ろしく、残忍な刑罰があります。すなわち、刃物で人を殺した者は、自分が刃物に刺されており、銃で人を殺した者は、自分の心臓に銃弾が撃ち込まれています。また、石で人を打ち殺した者は、自分に石が当たって目玉が抜け落ちて、血のあざができたままでいます。足で人を踏み殺した者は、自分が足で踏まれて、そのままうつ伏せになっています。また、薬で人を殺した者は、自分が血を吐いて倒れており、斧(おの)や鎌で人を殺した者は、その凶器が自分の胸にそのまま刺さっているのです。
霊人たちの中には、地上での自分の人生の姿を隠そうと努力する者もいますが、努力しても、隠せるものでは絶対ないのです。また、霊人たちが、地上生活を清算しようとしても、それもまた、思いどおりにいかないのです。多くの霊人たちは、現在よりもっとよく生きようとしますが、それもまた、願いどおりにはなりません。
霊人たちは、地上を恋しがり、犯した罪を免れるために、あらゆることをしても、一度入力されたものは消えないのです。霊人たちは、みな一様に、地上で罪を犯したことを隠したり、消すのを願い、人に見られるのを恥ずかしがりますが、それを消して隠そうとしている姿まで見えるから、さらに悲惨です。
霊人たちはどのように協助するか
霊人たちは、地上人を通じなければ、現在の自分の位置から解放され、苦痛を免れることはできません。また、犯した罪を清算することもできません。そのために、自分の暮らしていた所に必ず訪ねていくのです。自分の後孫や関係のあった人を訪ねていって、信号を送り続けます。しかし、地上人がそれに気づかないために、家庭に病人が出たり、災難が起きたり、交通事故が起きたり、いろいろな異変が起きるのです。その原因が分かって、後孫たちが彼のために祈ったり、贖罪(しょくざい)条件を立てたりすれば、その功労の恵沢を受けて、自分のいる所から少し昇進するようになるのです。
ところで、後孫たちが全く気づかなければ、続けて事故が起きて死んだり、また事件が勃発して問題になったりすることが多くなります。それゆえ、信仰的に問題がないのに、大小の事件が連続的に起きる家庭は、間違いなく先祖に複雑な問題があると見るべきであり、祈祷などを通じて信仰的に解決するのが、最も早い方法です。
その時、心霊基準が低い占い師が解決しようとしても、霊界にいる霊人は、一時的に慰められるだけで、苦痛は根本的には解決されません。霊魂は慰安され、しばし静かになりますが、時間がたてば同じことです。それが神様を知る者と、知らない者との大きな差です。霊人たちは、地上人の助けなしには、自分の位置でいくら身もだえしても解決する方法がないために、霊人の苦痛がひどいほど、地上の後孫たちの暮らしは難しくなります。霊人たちは、霊界で地上人の協助を受けるために、いろいろな方法を用いて、地上の後孫たちを訪ねてきますが、地上の後孫たちが解決する方法を知らないために、だんだん家運が傾き、行く道が難しくなるなどの困難が繰り返されるのです。
地上人の助けで昇進する霊人たちは、現在の自分の位置からもっとましな位置に移っていくので、自分の暮らしが楽になり、地上にいる後孫たちの暮らしもまた平和になります。
地上人と霊人との関係
ここで、地上人と霊人との関係を調べてみましょう。
地上人と霊人の関係は、まるで針と糸の関係のようです。すなわち、地上人と霊人の関係は、心と体の関係と同じです。また、地上人と霊人の関係は、夫婦の間のように、引き離そうとしても、引き離すことができない一体の関係を持っています。ゆえに地上人は肉体を持って生きる時、すなわち地上生活をする間、正しく暮らすべきなのは当然の道理です。
しかし、そのように暮らせなかったことを悟るのは、大抵肉体を既に失ってしまい霊人になってからです。肉体を持って、地上にいる時、永遠の世界の準備をし、整理しながら、その日その日を正しく暮らすべきだということです。
既に肉体を失ってしまった霊人のために、地上にいる後孫は、どのようにすべきでしょうか。地上から霊人のために祈ってあげてこそ、霊界にいる先祖の位置が良くなるのです。今日、真の父母様が我々に氏族的メシヤになれと命令されたのは、大変な特赦です。自分の名によって、自分の先祖たちのために祈って、救い出すことができるということは、大変な恩赦であり、特赦です。それゆえ、先祖たちのために祈り、平安な位置に安着させてあげることで、自分の地上生活が平安になるのです。ですから、自分の先祖たちの救いは、自分がするのが当然です。真の父母様が霊界に行かれてなされる苦労を少なくしてさしあげる道であることを心にとどめ、肉体を持った者として、地上生活をしっかりと締めくくらなければなりません。自分の先祖たちの救いのために、氏族的メシヤの使命をすべきなのは当然です。霊人たちの特赦の道になるのです。
「霊界人と地上人との関係において、霊界の良い位置にいる、何の困難もない霊人も、地上人の助けや、恵沢や、祈祷が必要ですか?」と李相軒(イ・サンホン)院長に聞くと、「人間は、霊人体と肉身という二重構造でできているので、肉体を失った者は霊界で、肉体を持った者は地上で生きていくのが原則です。ところで、地上人に信号を送るのは、その理由があるのです。血統という縁のために、良いことに信号を送ったり、悪いことに送ったりします。地上人は、これを原理的によく分別すべきであり、霊人たちは、地上人たちを混乱させてはいけません。血統の問題は、神様が干渉しない場合が多いので、我々人間は、神様の神霊によって生まれ変わってこそ、正しい暮らしになるのです」とお答えになりました。
地上人と霊人との一致点
地上人は肉身を持っていますが、思いどおりにできない場合が多いのです。霊人たちは肉身を失いましたが、自分のいる所では自由なのです(自由な所は霊人体の位置によって異なります)。地上人は、肉身を持っていますが、すべてが限定された生活です。しかし、霊人たちは、肉身はないが、無限の世界で活動します。また、地上人は、肉身を持っていますが、そこが永遠の居所にはなれません。霊人たちは、肉身はありませんが、永遠の居所に落ち着いています。このように、地上人と霊人の間の対比点を挙げれば無限に多いのです。
ここで地上人と霊人の間の一致点を調べてみましょう。
霊人たちの生活は、すべて肉身を持たず、霊人体だけを持っているために、霊人体の成長をなすことができません。では、肉身と霊人体の結実は、どのようにすれば完全な実を結ぶことができるでしょうか。地上生活において肉身と霊人体が分離する前に、地上での暮らしをよく締めくくってこそ、完全な実を結ぶようになるのです。
ところで、霊人体がよく熟さないまま霊界に来るようになれば、問題が生じます。したがって、それを解決するために、先祖と後孫との関係は複雑になるのです。それゆえ、我々の地上の暮らしが、どれほど貴重なものかということを、もう一度肝に銘じなければなりません。
神様が備えてくださった霊界の美しい邸宅で、永遠に暮らすためには、肉身を中心とした肉体の成長だけの人生を目標として暮らしてはいけません。霊肉間における完全な成長をなし、実を結んで、霊人体を完成させる結実の季節を喜んで迎える地上人の暮らしになることを願います。
(一九九七年七月七日)
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次回もお楽しみに!