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スマホで立ち読み Vol.5
『霊界の実相と地上生活』(8)
霊界人と地上人の生活

 「スマホで立ち読み」コーナー第5弾で取り上げたのは、『李相軒先生が霊界から送ったメッセージ~霊界の実相と地上生活【霊界の様相編】』です。
 今だからこそ、正しく知っておきたい内容です。
 すでに読んだよ、というかたも、まだ読んだことがない、知らなかったというかたも、皆さん立ち読みオーケーです。

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世界平和統一家庭連合

(光言社刊『霊界の実相と地上生活』より)

第一部 霊界の実相と地上生活
第二章 霊界で見た暮らしと地上生活
五 霊界人と地上人の生活

霊界人の暮らし
 霊界人は、地上の生活によって、霊界での自分の暮らしの位置が決定します。一カ所に落ち着いていれば、特別な特恵がない限り、千年過ぎてもその位置で暮らすようになります。霊界の位置が平安な位置にいる人たちの後孫も平安に暮らしています。しかし、地上で自分の人生を過った人は、霊界に来ても地獄のような不便な所で暮らすようになり、後孫はいつも苦労し、様々な問題が生じるのです。

 地獄の暮らしのように、霊界で苦痛を受けている人を見れば、その周囲は暗く、監獄のように自由がないのです。食べるものも、着るものもありません。そのような位置にいる者の後孫の地上生活も開けていきません。そのため占いを見に行ったり、祈祷師を探したりします。そうして、先祖の問題が発見されると、祈って精誠を捧げます。そうすれば霊界にいる先祖が特恵を受けます。霊人は、その位置から移動したり、そこでの待遇が変わったりします。それは誰がそのようにするのでしょうか? それが、きょう話そうとする主題です。

 地上では金を使ったり、権力を借りたりしますが、霊界にはそれがありません。風が吹き、花が咲き、鳥が鳴くのは、誰かが命令したものではないように、自分が変わるのも、誰かの命令によるものではありません。自然に、自分が分かってそうするようになっています。霊界の罪人も、後孫たちが精誠を捧げれば、自然に自分が変わっていくことが分かります。

 地上でムーダン(巫女〈みこ〉)が踊りを踊りながら先祖を呼び出すのは、その先祖にとって慰めになるだけで、位置を変えることにはなりません。しかし、次元の高い正しい祈祷によって特恵を受ければ、神様の命令によって天国の使者が訪ねてきて、より高い位置へ連れていきます。

地上人の暮らし
 それゆえ、地上の暮らしがとても重要です。霊界で特別な恵沢を受けて位置が上がっていくということは、時間がかかりすぎます。また無知なので、よく分からないのが常です。ですから、いつも永遠の世界に焦点を合わせて生活し、地上での人生を整理しながら暮らす人が、賢明な人です。

 どうせ来るようになるこの国、誰も避けることができないこの国は、必然的なものなのです。ですから、瞬間を誤って暮らす愚かな信仰者にならないよう願います。

 膨大なこの国の暮らしについては、すべてを表現することはできませんが、一言で要約すれば、自分の人生の実であり、結実です。自分の農作業の収穫です。もっと易しく言えば、罪を犯せば地獄に、善良に生きれば天国に行きます。永遠の世界のために正しく生きなければなりません。

(一九九七年六月十六日)

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 次回もお楽しみに!


「一気に読んでしまいたい!」というあなたへ

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