2020.01.07 17:00
シリーズ・「宗教」を読み解く 98
韓国聖職者協議会(KCLC)創設大会②
「KCLCの創立は大韓民国の聖職者の復活の日」
ナビゲーター:石丸 志信
KCLC創設大会開会式では、米国、アフリカの代表に続き、韓国聖職者を代表してパク・ヨンギュ牧師が「KCLCの創立は大韓民国の聖職者の復活の日」だとし、「ACLC(米国聖職者協議会)が米国の難局を解決したことをモデルに、聖霊の働きによる大韓民国の平和統一と家庭回復運動で聖職者の時代的使命を果たそう」と力強く語った。
ACLCは2000年5月22日創立、当時教派を越えて120人の志を共にする米国聖職者が集った。
ACLCは9・11テロ以降、宗教指導者たちを糾合して、懺悔(ざんげ)の祈り、一つになるための特別祈祷会を開き、「イスラム圏を決して嫌ってはならない」と叫んだ。
以降、ユダヤ教・キリスト教・イスラム教を中心として三大宗教和合のためイスラエル平和大行進を展開してきた。
KCLC関係者は「われわれはACLCと共に、神様を中心に揺るぎない信仰と愛で積極的に連帯し、協力して韓半島平和のための礎石をつくっていく」と述べた。
午後にはKCLC創立記念フォーラムを開催。
「今日のキリスト教とは?」と題するキム・チョンソ元ソウル大学副学長の基調講演の後、「神のみ旨とキリスト教の摂理的召命」など三つのテーマで韓国と米国の聖職者代表がパネルディスカッションを展開した。