コラム・週刊Blessed Life 1
日本を世界のモデルに

新海一朗(コラムニスト)

 宮城県の鳴子狭。ここの紅葉は非常に美しい。1027日、友人が鳴子狭の紅葉を見ないかと誘ってくれた。快晴で、紅葉もこれ以上はないという最高のタイミング。大勢の人が押し寄せていた。色とりどりの色彩に染まった山肌を、スマホやカメラでパチパチ撮っているが、日本語でない言葉が飛び交っている。中国、台湾、韓国をはじめとするアジア系の観光客が鳴子狭まで足を運んでいるのである。

 東北の紅葉の美しさを鑑賞するために、アジア各国から人々が集まってくる。日本の自然に引き付けられて、世界の人々がやって来る。これは、日本が神の祝福を受けている証である。日本の自然、日本の人々、日本の歴史、日本の動植物、日本の全てが世界の注目を浴びる時代が来ているのだ。日本を世界のモデルにしなければならないという気持ちで、自らの人生に取り組んで行こう、そう心に決めて鳴子狭を後にした。