2019.11.10 13:00
創立60周年記念企画 第1弾
日本統一運動史 20
日本に真の御父母様を迎える準備時代④
最初の礼拝
日本家庭連合(旧日本統一教会)創立60周年記念企画、第1弾は『日本統一運動史~文鮮明先生御夫妻と日本の統一教会および統一運動の歩み』をお届けします。
創立40周の際に発刊されたこの書籍は、日本における文鮮明・韓鶴子総裁夫妻の貴重な歴史的足跡と、多岐にわたる統一運動の歴史をまとめた一冊です。
今、改めて読んでおきたい、日本の統一運動の歴史を振り返る連載です。
歴史編纂委員会・編著
第三章 日本に真の御父母様を迎える準備時代
三、草創期を築いた人々の歩み
(1)最初の礼拝(1959.10.2)
崔奉春宣教師が日本に上陸し、1959年10月2日に最初の礼拝を行った場所は、東京都新宿区戸塚町2丁目85番地(現在、西早稲田2丁目18-23)の『雄鶏舎』の二階でした。そこは、真の御父様が日本留学時代に下宿された三橋家から徒歩5分の所にありました。
「日本伝道は先ずその中心地である東京より始めるべきだと思い、伝道の火蓋を切ったのである。…その内に導かれるままに新宿区戸塚町2−85の雄鶏舎時計店に店員として住込み、その家族を伝道して此の処を根拠地として日本に於ける統一教会の名乗りを上げたのである。
昭和34年10月2日金曜日、午後7時15分に第一回の礼拝をもって東京統一教会は発足したのである。…4月より今日まで原理を信じた兄弟姉妹4人(西川勝・清水義雄・須田トク・田村芳子)と共に礼拝は始められた。司会清水氏。賛美歌と祈りの後、西川勝の聖書拝読。マタイ伝六章25節より終わりまで読み、『義と神の国を求めよ』という題で約30分。8時に終わり、4人で歴史的な礼拝は終わったのである。日本に一日も早く神の国の来たらん事を祈り、神の賛美と共に、報天の決意を堅くした。」(『成約新聞』創刊号 1961.11.15、崔宣教師記)
最初の礼拝に参加した清水義雄氏は在日韓国人であり(韓国名、韓勲<ハンフン>)、田村芳子さんはクリスチャンでしたが、日本においてまず復帰すべき立場を代表する人々の参加のもとで、日本統一教会の出発がなされました。
---
次回は、「日本に真の御父母様を迎える準備時代⑤」をお届けします。