2019.10.15 22:00
「幸せな結婚」を考える 6
第2章 新しい結婚観
幸せな結婚に必要なこと
もう一度皆さまにぜひ読んでいただきたい、編集部イチオシ!なコンテンツをご紹介。
第4弾は、『「幸せな結婚」を考える』を毎週火曜日配信(予定)でお届けします。
ナビゲーター:長岡 高史
幸せな結婚をつかむためには、発想の転換が必要です。それは「自分の幸せ以上に相手の幸せを願う」ということであり、究極的に言えば、「自分の幸せを忘れ、ただひたすら相手の幸せを願う」ことなのです。
「自分が幸せになるために自分の幸せを忘れる」なんて、一見すると矛盾しているように見えるかもしれません。しかしこれこそが幸せの「鍵」なのです。
皆さんの人間関係に置き換えてみてください。
「自分が満たされることを最優先し、自分のことばかり主張する人」と「相手のことを思いやり、自分の幸せ以上に周囲の幸せを考える人」と、どちらと一緒にいたいと思うでしょうか。ほとんどの人が、「後者」と答えるに違いありません。
もっと分かりやすく、夫婦関係で考えてみましょう。
①夫は妻の幸せを願い、妻は夫の幸せを願う
②夫は自分の幸せを願い、妻は夫の幸せを願う
③夫は妻の幸せを願い、妻は自分の幸せを願う
④夫は自分の幸せを願い、妻も自分の幸せを願う
どの夫婦関係が理想的でしょうか。②は妻から、③は夫から不満の声が上がりそうですし、④は目も当てられません。夫婦がいつまでも幸せにいられるのは、①なのです。