シリーズ・「宗教」を読み解く 78
IAPD-Japanアジア宗教者交流ツアー①

日本の宗教者平和大使らが台湾を訪問

ナビゲーター:石丸 志信

 先月(2019年7月)、UPF(天宙平和連合)台湾の招きを受けIAPD-Korea、IAPD-Japan(平和と開発のための宗教者協議会)の宗教者平和大使らが台湾を訪問した。そこで、韓国、日本、中華民国(台湾)の宗教者の交流の場が設けられた。

 この招きに応えたIPAD-Japanは、「アジア宗教交流ツアー(台湾)」の企画を組み、7月16日~20日の5日間、台湾を訪問した。
 日本からの参加者は、神道、仏教、キリスト教等の宗教者平和大使5人と事務局長以下スタッフ2人。

▲UPF台湾本部を表敬訪問

 5日間の訪問期間中に主として三つの行事に参加した。
 ①UPF台湾との交流、②韓国日本宗教指導者歓迎会、③TCRP(中華民国宗教平和協進会)2019および第19回宗教と平和ライフキャンプの三つである。

 7月16日の午後、台湾に到着した一行はUPF台湾本部を表敬訪問。陳拓環UPF台湾理事長から台湾の宗教事情や、UPF台湾の超宗教運動の歴史と現状ついてブリーフィングを受けた。翌日から参加するTCRPと「宗教と平和ライフキャンプ」についても、その概要やTCRPとUPFとの関わりについて説明を受けた。(続く)