2019.07.18 22:00
心のあり方 3
幸福になるための三つの取り組み
アプリで読む光言社書籍シリーズ第11弾、『文鮮明先生の自叙伝に学ぶ~心のあり方』を毎週木曜日配信(予定)でお届けしています。
なお、この記事に記載されている「自叙伝『平和を愛する世界人として』」のページ数は創芸社出版のものです。
浅川 勇男・著
第一章 苦しんでいる人類を救い、神様を喜ばせてさしあげなさい
幸福になるための三つの取り組み
幸福になるためには、三つの取り組みが必要です。三つとはどんな取り組みなのでしょうか? 知ってみれば、あまりにも単純明快です。そして、当たり前のことです。
第一は、私を幸福にしてくれる人に出会うことです。人生の幸不幸は出会いで決まります。私を幸福にしてくれる確かな生き方を教えてくれる人と出会えばいいのです。車の運転が上達したければ、上手な運転指導員と出会えばいい、子供の成績をアップしたければ、優秀な家庭教師と出会えばいいのです。「もう出会ったけど不幸になりました」と言わないでください。多分、夫のことだと思いますが、大丈夫です。これから出会う人だけでなく、既に出会っている夫や妻、親子、嫁姑、職場の人たちとの向き合い方を教えてくれる方との出会いです。今、不幸でも、それを幸福に転換してくれる人との出会いなのです。人生の真の教師との出会いです。
第二は、素直に耳を傾けるということです。どんなに、ためになる話でも反発しながら聞けば心に入りません。私を幸せにする人は必ず何かを諭してくれます。古来、聖人といわれる人は必ず良い話をしました。イエス・キリストやお釈迦(しゃか)様もそうです。一生、無言だった聖人などいません。語った教えが世界に拡大して今日でも大きな影響を与えているのです。それを素直に聞き入れた人だけが、救われたのです。
三番目は、実践するということです。花の種は蒔(ま)かない限り絶対に芽が出ず、花も咲きません。蒔かない種は実らないのです。どんなに、「素晴らしい花が咲くよ。実が実るよ」と言われても、聞いただけでは、実りません。素晴らしい話も、素直に聞いただけでは結果は出ません。聞いたとおりに実践しなければ結果は出ないのです。幸福の種は蒔かない限り芽を出さず、花も咲かないのです。
第一に、私を幸福にしてくれる人と出会うこと。
第二に、素直に話を聞くこと。
第三に、実践すること。
この三つが幸福になる取り組みなのです。
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次回は、「文鮮明先生との出会い」をお届けします。