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幸福への「処方箋」29
第五章 堕落性からの脱却
堕落性を脱ぐための蕩減条件

 アプリで読む光言社書籍シリーズ第4弾、『幸福への「処方箋」~統一原理のやさしい理解』を毎週日曜日配信(予定)でお届けしています。

野村 健二(統一思想研究院元院長)・著

(光言社・刊『幸福への「処方箋」~統一原理のやさしい理解』より)

堕落性を脱ぐための蕩減条件
 さて、メシヤとの関係を通じて原罪を清算していただくに当たって必要となる「メシヤのための基台」の二つの要素――「信仰基台」と「実体基台」は、もともとアダムが創造目的を完成するに当たって、堕落していなくても立てるべき必要な条件であったと言いましたが、堕落した結果として、それに加えて、「本来の位置と状態から離れた立場から原状へと復帰するため」の蕩減条件がさらに必要となりました。それは一体どのようなものでしょうか。(続く)

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 次回は、第二部 第五章の「①堕落性本性1 ――神と同じ立場に立てない」をお届けします。