愛と人生の道しるべ 35
文学や哲学には愛についての解答がない

愛と人生の道しるべ 35
文学や哲学には愛についての解答がない

　アプリで読む光言社書籍シリーズ第1弾、『若者に贈る～愛と人生の道しるべ』を毎週日曜日配信（予定）でお届けしています。

酒井 正樹・著

第10章 愛は宇宙からのミラクルパワー

文学や哲学には愛についての解答がない
　愛は人間社会を結びつけ、潤いを与える最も大切な要素ですが、愛とは何か、どうしたら愛情豊かな人間になれるかという根本的な問題について、文学や哲学はこれぞという解答を与えることができませんでした。

　それどころか、むしろ混乱を与え、人生を生きるに当たっての真理はないのかという絶望感と虚無感を与えてさえいるのではないでしょうか。

　高校時代に始まった私の愛情探求の旅は、シルバー世代になった今、ようやくそれなりの結論を得、次の目標に向かおうとしているところです。

　九章までの内容は、不十分ながら、私が見聞きし自分で体験する中で、これだと感じさせられたものです。ここで、愛の成長していくプロセスを、もう一度整理してみたいと思います。（続く）

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　次回は、「両親から愛されて愛の感性が育つ」をお届けします。