2019.01.08 17:00
シリーズ・「宗教」を読み解く 48
IAPD-Japan結成
ナビゲーター:石丸 志信
2018年12月11日のILC- Japan(国際指導者会議)における第1セッションに続いて、日本におけるIAPD(平和と開発のための宗教者協議会)の結成式が行われた。
IAPDはUPF(天宙平和連合)が世界的に展開するプロジェクトの一つで、全ての宗教伝統を代表する世界の宗教と精神指導者が世界の平和と開発に実践的に関わる協議会。
2017年11月、韓国・ソウルで開催された国際会議に集った世界の宗教界、学術界の指導者、NGO(非政府組織)の代表などの総意で創設された。
トーマス・ウォルシュUPFインターナショナル議長が、世界的なUPFの活動についてプレゼンテーションを行った後、神道、仏教、キリスト教、イスラームを代表する宗教指導者10人が登壇。
諸宗教がハーモニーを奏でることの大切さを確認してひとときの黙祷をささげ、「水の儀式」に移った。
水の儀式は、世界平和を願う諸宗教の統一を象徴したもの。壇上の宗教指導者らがそれぞれ手にした水を一つの入れ物に注ぎ入れ、世界平和を願う諸宗教の和合を通して、平和世界の建設に貢献することを誓った。