喜びと幸せの生活伝道 66
伝道を勝利するための生活習慣

喜びと幸せの生活伝道 66

　「喜びと幸せの生活伝道」を毎週土曜日配信（予定）でお届けします。
　伝道勝利の秘訣（ひけつ）は、真の父母様のみ言から学ぶことができます。
　本書では、伝道のポイントや勝利の秘訣、具体的な方案などが、み言を中心に著者の体験やエピソードなども交えて説明されています。

篠崎 幸郎・著

第六章　伝道の方策
二、み言を実践する生涯伝道

伝道を勝利するための生活習慣
　第五章で、「偉大なる人物は、私のおかげで偉大になることができ、破綻者は、私のせいで破綻に追い込まれたのだ。私とは習慣である！」という内容を紹介しました。私たちは「勝利するための生活習慣」を身に付けなければなりません。どんなに素晴らしい話を聞いても、具体的に実践しなければ意味がありません。

　真のお父様は、「神様は生きておられます。そして神様は私たちと共に生きようとなされています。……だから私たちはどんなことでもできます」（『ファミリー』1985年5月号、41ページ）と語られました。

　伝道は、神様と真の父母様が私に働かれているという実感を持っていてこそなされます。また、結果が実るときは、善なる霊界の協助を感じる奇跡が起こるものです。

　『原理講論』の復活論に、「復活は……サタンの主管圏内に落ちた立場から、復帰摂理によって神の直接主管圏内に復帰されていく、その過程的な現象を意味する」とありますが、善なる霊界の協助を受けるためには、堕落性を脱ぐために絶えず闘ってサタンを分立し、日々復活していることが大事です。

　霊人体は生素と生力要素を得て成長します。毎日、訓読会でみ言に触れて、神様の愛（生素）を感じ、生力要素を受ける生活が必要です。

　また、み言の訓読でひらめいたり悟ったりしたことを「悟りノート」に書き留めることを習慣にするとよいでしょう。それらを愛の実践として、すぐに積極的に行えば、生力要素が与えられます。

　待っているだけでは、伝道は勝利できません。夢の実現は日々の積み重ねの先にあります。勝敗はきょう一日の実践に懸かっています。本当に成功しようと思ったならば、「学んで、まねて、謙虚に相続する」、「継続して実践し続ける」、そして「一日でも早く始める」ことです。

　また、神氏族メシヤとして活動するエリアが明確になっていれば、その任地のためにまず祈りの精誠を捧げるのです。そして精誠を込めて、任地にある公園などを掃除することから始めるのもよいでしょう。やり始めてみれば、天はもっと面白く、わくわくする知恵を教えてくださるに違いありません。

　神氏族メシヤ活動は生涯伝道です。コツコツとまめに実践し、氏族基盤を拡大していきましょう。

---

　次回は、「真の父母様の願いは天一国の創建」をお届けします。