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スマホで立ち読み Vol.19
『真のお母様、感謝します』22

(光言社・刊『真のお母様、感謝します』より)

 『真のお母様、感謝します』の一部を「立ち読み」でご覧いただけます! 毎週火曜日にお届けします
 真のお母様(韓鶴子〈ハン・ハクチャ〉総裁)との出会いの証しを集めた貴重な一冊です。

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お母様の口からほとばしり出た天意
堀 信義
(43双)

 2015年1225日、天正宮博物館における「真の父母様招請クリスマス晩餐会」に招かれ、真のお母様に近しく侍る恵みを受けました。

▲「真の父母様招請クリスマス晩餐会」(韓国・天正宮博物館、2015年)

 お母様は、「今、独り娘(独生女=トクセンニョ)であることを初めて証します。真実を今、明らかにします」と口を開かれると、それまで公にされなかった天の秘話を、40分にわたって滔々(とうとう)と語られました。私は最前列に座っていたので、お母様の心情の波動が直接伝わってくるような至近距離で、そのメッセージをわが胸と耳で拝聴したわけです。

 実は、その年の5月末、お母様は43双の食口たちをアメリカ・ラスベガスに招いてくださっていました。お母様の深い愛にお応えしようと、老躯(ろうく)を押して車いすで参加した人もいたほどです。
 その頃、私の妻は乳がんが腰に転移して9時間にわたる腰骨固定手術を受けたばかりでした。病床の妻を一人残して渡米することはできません。私は涙をのんでお母様に不参加をお詫(わ)びしたのでした。しかし、お母様は12月に再びお招きくださったのです。

 この日はクリスマスでした。お母様のみ言は、イエス・キリストと聖書とキリスト教に関するものが多くありました。
 「イエス・キリストは神の“独り子”なのに、誕生日すら本当の意味で分からず、何百年も後になって1225日に定められた」
 「聖霊の役事によって導かれた2000年のキリスト教の歴史は、“独り子”を探し立てるとともに、“独生女”を誕生させる歴史であったことを知らなければならない」

 そして、お母様の口をついて天意がほとばしり出ていました。
 「私(お母様)は生まれた時から違うのです。このことは誰にも言ってきませんでした。今、真実を明らかにしているのです」
 私は、イエス様が聖霊によって“独生子”(トクセンヂャ)としてお生まれになったように、お母様も聖霊によってお生まれになったのだと理解しました。

▲真のお母様

 さらに、お母様は語られました。「(お母様の)少女時代に、趙(チョ)氏ハルモニから『あなたの父は神様だ』と言われ、洪(ホン)氏大母(テモ)様には『あなたの乳母である』と言われたのです。それゆえ、“神様が私の父母である”ということを確信したのです」と。

 お母様は、思春期の難しいときも避難生活の厳しい環境下にあっても、父母である神様が守ってきてくださったのだと語られました。神様と一問一答なさり、神様のみ意(こころ)を悟り、神様から全てを知らされていたことを表明されました。そして、「真のお父様は、私がいなければ“真の父母”になれなかった」とおっしゃったのです。

 お母様は、イエス・キリストのように、エゴの波動ゼロパーセントで、神性100パーセントがそのまま現された、聖なる恩寵(おんちょう)の次元に立っていらっしゃるのです。神であられる聖霊は、お母様の生心に安着、安住されています。

 私は、お母様の共感圏に与(あずか)りました。私の肉心である思考や感情を無化し、潜在意識を浄化して、私の生心である神聖意識、静けさと安らぎの心で相対したのです。お母様の聖霊の無限の愛の波動は、私の生心の愛を共振させて深い共感を呼び起こしてくれました。

 表面意識と潜在意識はエゴの領域です。自己の内部を深く探究し、ついに根源にある神聖意識に気づくことができた時、私は“お母様の無原罪・独生女”を、素直に、共感的に受け入れたのです。

 折しもその夜は、38年ぶりのラッキームーン(クリスマスに出る満月)。お母様は、「一層私を愛しなさい。そうしたら、私たちはみな幸せになるでしょう」と微(ほほ)笑んでくださいました。イエス・キリストの真実とお母様の真実が明らかにされた、恵みにあふれた聖なるクリスマスの夜でした。

▲天正宮博物館の上に浮かぶ満月

【お父様がお母様について語られたみ言】
 ひとり子だけではいけません。ひとり娘がいなければなりません。ひとり娘を探して、神様を中心として、互いに喜ぶ位置で結婚しなければなりません。結婚して、神様が縦的な父母として喜び、横的な父母として喜ぶことができる新郎新婦となって、地上で息子、娘を生まなければなりません。
(天一国経典『天聖経』21126

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 次回は、「天一国経典出版記念式でお捧げした『紫の無窮花』」(酒井玲子をお届けします。お楽しみに!


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