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喜びと幸せの生活伝道 61

 「喜びと幸せの生活伝道」を毎週土曜日配信(予定)でお届けします。
 伝道勝利の秘訣(ひけつ)は、真の父母様のみ言から学ぶことができます。
 本書では、伝道のポイントや勝利の秘訣、具体的な方案などが、み言を中心に著者の体験やエピソードなども交えて説明されています。

篠崎 幸郎・著

(光言社・刊『氏族伝道講座 喜びと幸せの生活伝道 み言の原点に立ち返る』より)

第六章 伝道の方策
一、私の行くべき神氏族メシヤの道

信仰の最終定着地は血縁のある地
 私は信仰の初期に、次のようなみ言に触れました。

 「皆さんの生きている目的は何でしょうか。それは絶対的な自由と解放を受けられるように愛を実践することです。……愛の力以外に何物も宇宙を一つにすることはできません。その愛の訓練場が統一教会です。……皆さんは私とお母様を親のように愛しています。……宇宙の憲法にある最も大切な縦的な関係を実践しているのです。それを愛すると、皆さんは天国に入ります。私たちは親、兄弟そして姉妹を愛することにより天国を切り開いています。そのことが、私たちがこの統一教会でしていることなのです。

 神は、皆さんが神以上に皆さんの親、兄弟、姉妹を愛することを願っています。同じように、お母様と私は、私たち以上に皆さんの兄弟姉妹を愛するよう願っています」(『ファミリー』197912月号、23ページ)

 このように、天が私たちを召命された目的は、自分の親、兄弟姉妹を愛することです。さらには先祖、祖父母、氏族を愛して復帰し、彼らが祝福を受け、故郷に神様が共に住まわれる天国を実現するのです。すなわち、私たちの信仰の最終定着地は自身の血縁がある地、故郷なのです。

 真のお父様は、天一国は神氏族メシヤを完成してこそ実現されると強調されました。氏族を中心に真の愛の文化を拡大して国家に影響を与えることが、私たちが神氏族メシヤとして託された使命なのです。

 真の父母様は人類歴史に一度しか現れません。真の父母様と共に生きる私たちは、祝福を受けて神氏族メシヤの称号が与えられ、正に氏族の第一先祖の立場に立ったのです。これは奇跡中の奇跡です。しかし、この称号は恵みにも審判にもなりうるのです。

 サタン屈伏の典型路程としてヤコブ路程を学びました。私たちはヤコブのように、やがては還故郷するということを、もっと早く悟るべきでした。還故郷して神氏族メシヤの勝利の基台を立ててこそ、真の父母様のすべての勝利圏を相続し、神様のみ旨を成就することができるのです。

 それでは、真のお父様はなぜ最初からそのようにおっしゃらなかったのでしょうか? それは、真の父母様の伝統を相続するため、私たちがサタンとの関係を断ち切って、いったんは、すべてを捧げて献身的に歩むしかなかったからです。

 私一人を立てるために、家族や氏族、友人も、多くの犠牲を払い、蕩減(とうげん)条件を立ててきているはずです。ですから、私たちは自分の先祖、祖父母、親、兄弟姉妹、氏族、友人を必ず復帰して祝福し、救わなければならないのです。

 199412日、真のお父様は韓国・漢南(ハンナㇺ)国際研修院(当時)において氏族伝道を強調し、「他の者を伝道しないで、自分の親戚を伝道するのです」と語られたことさえあるのです。

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 次回は、「霊の子を3人立てる」をお届けします。


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