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コラム・週刊Blessed Life 330
アウトプットのすすめ

編集部

 アウトプットが重要であることはよくいわれるところです。
 アウトプット(output)とは、「出力」を意味する英語で、対義語はインプット(input)で、「入力」という意味です。

 アトプットとインプットの関係を創造原理の「授受作用」に当てはめて考えてみると、アウトプットは授ける(与える)こと、インプットは受けること、となるでしょうか。

 受けない限り与えない、ということでもないでしょうが、現象としてはまず「授ける」ことから始まるのが自然のような気がします。

 「呼吸」も授受作用ですね。
 呼吸の「呼」は「吐(は)く」の意味で、「吸」は「吸う」の意味です。
 呼が授で、吸が受と考えると、まず息を吐くことが先となるのかもしれません。

 アウトプットとインプットの関係については、「まずインプットがないとアウトプットはできないのでは?」と考える人が多いかもしれません。

 確かに何もない状態、ゼロの状態ではそうかもしれません。
 赤ちゃんにアウトプットを期待するのは無理な話のような気もします。

 しかし被造物を観察してみると、すでに存在している時点で授受作用の主体に立つことができる必要十分な条件を備えているようにも思われます。つまり何かしらを「授けること」ができる状態にあるということです。

 赤ちゃんの例で言えば、「笑顔」という強力な“授ける力”をいつの間にか備えています。泣くことも、自分の状態を相手に伝えるため、という意味では、優れたアウトプットといえます。

 私たちはすでに多くのことを学び、たくさんの知識と経験を獲得しています。
 もしかしたら十分過ぎるほどのインプット状態にあるのかもしれません。

 人体においても、経済においても、「出力」が重要です。排せつであったり、消費(お金の使い方)であったり、より良い循環を実現するために「良く授け、良く受ける」授受作用がなされることが大事なのだと改めて考えさせられます。

 アウトプットを授けること、与えること、ために生きることと位置付ければ、アウトプットの意義は小さくありません。

 「話す」「書く」「伝える」「発信する」「実践する」「行動を起こす」など、アウトプットすることは、勇気が要りますね。
 しかしアウトプット(行動)なくしてアウトカム(成果)なしともいわれます。

 読者の皆さまも、日々、小さなことからアウトプットを始めてみてはいかがでしょうか。

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