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マホで立ち読み Vol.10
『天一国時代の信仰生活講座』1

前田千代子・著

(光言社・刊『天一国時代の信仰生活講座』より)

 スマホで立ち読み第10弾、『天一国時代の信仰生活講座』を毎週日曜日(予定)にお届けします
 季刊『祝福家庭』で10回にわたって連載され、好評を博した前田千代子講師の「信仰生活講座」を書籍化したものです。千葉中央修練所で長年行われてきた講義のエッセンスが詰まった一冊です。

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はじめに

 信仰生活を始めたばかりの皆さんは、み言(ことば)を訓読したり、礼拝に参加したり、お祈りしたりすることが信仰生活だと思っていらっしゃるかもしれません。天地人真の父母様は、「生活そのものが信仰である」として、「生活信仰」とおっしゃっています。

 私たちが「信仰生活をする」と考えたとき、何かこの世から分離された特別の生活を思い浮かべる人もいると思います。多くの人がもつその印象は、苦痛であり、我慢を強いられるような生活ではないでしょうか。

 私たちは今、宗教の時代から家庭の時代に入っています。個人信仰の時代から、家庭の中で信仰を実らせる時代です。お互いがために生き合う愛を実践する家庭生活を送る時代と言えるでしょう。

 信仰生活をするということは、天の父母様(神様)を愛し、人を愛する生活をするということです。たとえ、たくさん訓読し、み言を知り、絶えず祈りの生活をしていたとしても、日々の生活の中で、ために生きることができなければ、どんなに理想を語っても、自分の中に実りは少ないでしょう。

推薦の言葉
 このたび、多くの教会員、二世たちが待ちわびていた「信仰生活講座」の本が、このように出版されるに至ったことに、心よりの感謝とお祝いを申し上げます。

 神様の愛を知り、真の父母様の偉大さを知り、み言の価値を知りながらも、人に接する私たちの姿はいつの間にか、聖書のコリント人への第一の手紙131節にあるような「やかましい鐘や騒がしい鐃鉢(にょうはち)」になってしまうことが時にあるものです。そのようなとき、この本に立ち返れば、必ずや解決の糸口が見つかるはずです。

 千葉21日修練会では3日間の伝道実践後の修練会終盤、前田千代子講師をお迎えして、一日「信仰生活講座」を受講します。前田講師は時にユーモアを交えながら、時に真の父母様の証(あか)しをされながら、まさに生活に根差した具体的な話をたくさん盛り込んでくださるので、多くの受講生から「これからどのように生活していくべきかがはっきりと分かった」「21修後も希望をもって実践していく決意ができた」等の感想が挙がります。

 今回、この本を読みながら、まさに直接講義を受けているかのような読みやすい文章で書かれていて、とても感銘を受けました。信仰生活は山あり谷ありです。自分がどのように乗り越えたらよいのか分からなくなるとき、神様に祈ると同時に、この本を手に取り、目次を見ながら、「ここぞ」という箇所を読んでみてください。神様のあなたへのメッセージがきっと見つかることでしょう。

千葉中央修練所所長 小畑守男

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 次回は「信仰の動機とは?」をお届けします。お楽しみに!



「一気に読んでしまいたい!」というあなたへ

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