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喜びと幸せの生活伝道 59

 「喜びと幸せの生活伝道」を毎週土曜日配信(予定)でお届けします。
 伝道勝利の秘訣(ひけつ)は、真の父母様のみ言から学ぶことができます。
 本書では、伝道のポイントや勝利の秘訣、具体的な方案などが、み言を中心に著者の体験やエピソードなども交えて説明されています。

篠崎 幸郎・著

(光言社・刊『氏族伝道講座 喜びと幸せの生活伝道 み言の原点に立ち返る』より)

第五章 み言に学ぶ伝道の秘訣
八、蕩減の原則と伝道

伝道は天の最大の赦(ゆる)し
 蕩減(とうげん)という観点から見ると、伝道は、私たちが先祖と自分自身の蕩減条件を立てると同時に、対象圏の救いの道を開くことと言えます。

 「自分自身の蕩減条件と、それから環境に対して、その環境を救うためには、四人であれば四人に比例した条件的な蕩減を自分が立たせてやらないと、その環境は崩れてこない。それは原理原則なんです。こういう二つの蕩減条件をいかにしてやるか、いかにして決めるか、それを完成することができるか。自分一人では絶対できない。だから、その環境を求めていくのが伝道師である。……

 だから(善なる)問題を大きく起こすほど、蕩減条件を起こす方法としては有益である。……蕩減条件というのは何か。供え物となれというんですね。……蕩減条件を早く立たせるには、いわゆる正義に立って悪にぶつかる。その方法を使う。悪なる環境が大なれば大なるほど、自分にとって蕩減条件の期間は短縮する」(『伝道ハンドブック・み言編 み言に学ぶ伝道の姿勢』68~69ページ)

 善なる立場に立って迫害を受けた場合、その迫害の大きさと迫害を受ける期間が、ある一定量を超えたときに蕩減条件が満ち、環境が整ってきます。それが、伝道が実っていく蕩減の原則なのです。

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 次回は、「対象者のために蕩減条件を立てる」をお届けします。


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