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喜びと幸せの生活伝道 57

 「喜びと幸せの生活伝道」を毎週土曜日配信(予定)でお届けします。
 伝道勝利の秘訣(ひけつ)は、真の父母様のみ言から学ぶことができます。
 本書では、伝道のポイントや勝利の秘訣、具体的な方案などが、み言を中心に著者の体験やエピソードなども交えて説明されています。

篠崎 幸郎・著

(光言社・刊『氏族伝道講座 喜びと幸せの生活伝道 み言の原点に立ち返る』より)

第五章 み言に学ぶ伝道の秘訣
七、蕩減条件

責任を果たせなければ蕩減が伴う
 お父様は蕩減(とうげん)条件について、「蕩減条件というのは何か。供え物となれというんですね。……蕩減条件を早く立たせるには、いわゆる正義に立って悪にぶつかる。……悪なる環境が大なれば大なるほど、自分にとって蕩減条件の期間は短縮する」(『伝道ハンドブック・み言編 み言に学ぶ伝道の姿勢』69ページ)と説明されています。

 蕩減復帰原理が素晴らしいのは、精誠によって期間を短くできることです。迫害が大きいほど期間を短縮することができるのです。自分なりに期間を決めて、「精誠を尽くしたのに、何も変化がない」と嘆いても意味がありません。期間は、相手が「もう十分です。参りました」と自然屈伏するまで、です。ところが、定められた期間に責任を果たせなければ、天の祝福は流れてしまいます。

 アメリカの200年の歴史を蕩減し、統一教会がその使命と責任を相続するために、1976年からの20年間がありました。そのとき真のお父様は、「あなた方に今も苦労させるのは、すまないと思っています。しかし今のすまないことよりも、その時になってすまない立場になった場合を考えると、それが恐ろしいのです」と語られながら、食口(シック)を鼓舞し、摂理を進められたのです。

 真のお母様も、「責任を果たせなければ蕩減が伴うようになります」と語られています。

 真のお母様は、「蕩減復帰摂理歴史は、一言で言って悲惨なものでした」と語られました。私たちが受けた恵みの背後には、真のご家庭の犠牲があったのです。私たち子女の不足や失敗をすべて赦(ゆる)し、代わりに蕩減を背負ってこられたのが真の父母様です。私たちも、神氏族メシヤとして、氏族の蕩減に責任を持つ覚悟をしなければなりません。

 真の父母が天宙史上、一度しか現れないように、神氏族メシヤも、神の血統を受けた第一先祖として、真の父母様と共に生きた私たちにしか与えられない称号なのです。

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 次回は、「先祖の功罪の上に立つ私たち」をお届けします。


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