喜びと幸せの生活伝道 54
天使界を自然屈伏させる

喜びと幸せの生活伝道 54

　「喜びと幸せの生活伝道」を毎週土曜日配信（予定）でお届けします。
　伝道勝利の秘訣（ひけつ）は、真の父母様のみ言から学ぶことができます。
　本書では、伝道のポイントや勝利の秘訣、具体的な方案などが、み言を中心に著者の体験やエピソードなども交えて説明されています。

篠崎 幸郎・著

第五章　み言に学ぶ伝道の秘訣
六、自己主管と心と体の統一

天使界を自然屈伏させる
　そのような自己主管の上で、環境主管、時間主管、肉体主管をします。環境主管とは、身の回りの整理整頓です。時間主管は、限られた時間を工夫して上手に使いこなすことです。また、約束の時間を守ることも大切です。時間にルーズな人は伝道対象者からも信頼されないでしょう。

　私たちは毎日、「忙しい、忙しい」と言いながら、重要度と緊急度の高い事柄をこなすことに追われています。しかし、重要でありながら、緊急ではないと感じるものにこそ目を向けてみるべきではないでしょうか。例えば、家族や氏族との交流などです。時間をうまく使うことで、人生を豊かに過ごすことができるようになります。

　肉体主管は、健康管理です。真のお母様も、それについて語られています。自分の体は自分で守る以外にありません。「健全なる精神は健全なる身体に宿る」と言われますが、これは、衣食住の主管や、公金問題を含む万物主管全般に通じるのです。

　私たちは天使界から讒訴（ざんそ）されないようにしなければなりません。ヤコブが歩んだサタン屈伏の典型路程について、『原理講論』には「天使に対する主管性を復帰する試練を越えるようにして、アベルの立場を確立させ、彼を家庭復帰完成者として立てられるため……」（344ページ）と書かれています。私たちも神氏族メシヤとして立つためには、天使界を自然屈伏させなければなりません。

　私たちは知らないうちに、サタンに心と体をコントロールされています。ですから、サタンを分立し、神様のみに主管されるアベルの立場を確立しなければならないのです。

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　次回は、「心と体の統一」をお届けします。