2024.07.08 12:00
私の心の中にいる神様 17
良心との対話で、ワクワク感が止まらない!
毎週月曜日に配信予定です。
初出は2020年に配信されたものです。
良心は一つになるように導く
先輩から、引っ越しの手伝いを頼まれました。
「はい、分かりました」と口では言いましたが、重い荷物を運ぶんだろうなあ、半日つぶれるなあと、ちょっと憂鬱(ゆううつ)になっていました。
でも、せっかく手伝うのだから、そんな気持ちではいけないと思い、待ち合わせ場所で先輩を待つ間に「心の目で見る」ワークをしました。
「真の愛を中心として、今のこの状況を正しく見させてください」
こう、良心に投げかけていると、こんな声を感じました。
「お前、昨日、筋トレさぼったよね」
一見何の関係もないような言葉ですが、私にはその意味がよく分かりました。
実は私は毎日、筋トレに励んでいます。毎日続けることを自分に課していながら、たまたま前日はサボっていました。それがちょっぴり負債になっていたのですが、見事にそのことを突かれたのです。
「ああ、そうか。重たい荷物を運ぶことで筋トレ代わりになるし、昨日サボったことも帳消しになるのだな!」
こう考えて、すっきりしました。
ところが、それもつかの間、またまた嫌な気持ちに襲われ始めました。私に手伝いを頼んだ先輩が、時間になっても来ないのです。
「自分だって、暇じゃないんだよな」と、先輩を責める気持ちになりかけたので、もう一度、「真の愛を中心として、今のこの状況を正しく見させてください」と良心に投げかけてみました。
すると良心が今度は、「お前は追い込まれた方が集中できるタイプだよね」と言ってきたのです。
これにも、びっくりしました。
私は、例えば夏休みの宿題などコツコツできないタイプで、夏休みの終わり間近になってガーッと集中力を発揮していたのです。
良心は私のことをよく分かっているなと思うと、われ知らず笑みが湧いてきて、いつの間にか、「よし、得意の集中力で頑張るぞ」という前向きな気持ちに転換されていました。
「良心を感じ取る」ワークの解説には、「良心は、許し、愛し、一つになり、感謝する方向に導きます」とあります(『自己牧会プログラム』130ページ)。これが良心の最大の特徴であるといえます。
そしてその導き方も、私の気持ちに寄り添いながら、納得できるように導いてくれるのです。
これからも、私の最高の友である良心の声に耳を傾けながら、分裂ではなく一つになる道を選択していきたいと思います。
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次回は、「私の人生は愛にあふれている」をお届けします。