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喜びと幸せの生活伝道 48

 「喜びと幸せの生活伝道」を毎週土曜日配信(予定)でお届けします。
 伝道勝利の秘訣(ひけつ)は、真の父母様のみ言から学ぶことができます。
 本書では、伝道のポイントや勝利の秘訣、具体的な方案などが、み言を中心に著者の体験やエピソードなども交えて説明されています。

篠崎 幸郎・著

(光言社・刊『氏族伝道講座 喜びと幸せの生活伝道 み言の原点に立ち返る』より)

第五章 み言に学ぶ伝道の秘訣
四、訓読生活と霊界動員

み言を実践して生活化
 「み言の目的は実体であり、実体の目的は心情である」(『祝福家庭と理想天国(Ⅰ)』266ページ)

 訓読の目的は、私たちが神様に似た者となり、真の愛の実践を通して天一国の主人になることです。

 毎朝み言を訓読しながら、私がきょうなすべきことを探します。その場で心に残ったみ言は、真のお父様が私に与えてくださったみ言なのです。「このようにしなければならない」と悟ったことは、天から私たちに与えられた責任分担になるのです。そのひらめきを生活圏で必ず実践するのです。そうすることで、本来人間に願われた「み言による自己創造、環境創造」をなすことができます。そのようにして、み言の実体になることができるのです。どのような悟りも実践しなければ意味がありません。

 ある有名な原理講師の先輩がいます。韓国の先生が日本の責任者たちに『原理講論』の重要性について説明したとき、「『原理』のこの内容はどこに書いてあるか分かる者、手を挙げてみなさい」と聞いたそうです。そのとき、その先輩だけが「何ページの何行目です」と答えたといいます。その先輩は『原理講論』を何度も熟読し、一字一句検証しながら、分からないところがないように研究し尽くした上で、原理講義案を作っていたのです。
 私は信仰生活を始めた頃、初めてその先輩に会ったときに、「み言は神業の基」とサインしていただきました。それが原理学習のきっかけとなり、その後さまざまな講師の講義を受けては、自らの原理講義案を作り直したのです。

 『原理講論』のみ言の土台の上に、真の父母様のみ言を理解し生活化してこそ、人は生まれ変わるのです。正しく「原理」は神様の心情を教える真理です。神様はこの真理の力によって役事(やくじ)され、霊界が動員されるのです。人は、そのような人に磁石のように引き付けられてくるのです。

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 次回は、「親子で過ごす訓読の時間」をお届けします。


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