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(『祝福家庭』94号)
【第2・第3祝福】「家庭完成・主管性完成」

 いつでもどこでも、訓読生活!
 このシリーズでは季刊誌『祝福家庭』に掲載されている三大祝福完成に関するみ言を紹介します。

【第2・第3祝福】
「天国とは」に関するみ言(2)

 天国は、ために生きる人が行くところです。自分を世界に投入しつつ、世界と連結し、世界を抱いて世界以上の位置を求め、神様に侍るための愛を求めてさまよう人が、天国の主人となるのです。このようなことを誇らなければなりません。

 父と母を誇り、妻と夫を誇り、息子と娘を誇り、兄弟を誇らなければなりません。このような伝統を中心として、これを国に拡大して適用し、その公式を世界に適用し、天宙に適用しなければなりません。


(天一国経典『天聖経』第2篇・第5章・第4節・14


 人を愛し、人のために生きようとする世界が天国です。天国がほかにあるのではありません。人のために生き、人を愛そうとする人々が暮らす世界が天国です。

 それでは、人のために生き、愛そうとする、そのような所とはどこでしょうか。自分自身を中心として見てみるとき、人を愛し、自分自身を高めることができる所は家庭です。父母の目で子女を見るとき、その子が聞き分けのないいたずらっ子で、一から十まで誇るに値することが一つもなくても、父母はその子を誰よりも愛します。家庭は、愛に満ちた所であり、自分を高めることができる所です。


(同 第5篇・第1章・第4節・3)


 天国は「私」が父母を愛するように、年を取った人々を愛することができる世界、兄弟を愛するように世界の人類を愛する世界、そして、夫婦同士で愛し合うように自分と同年配の人々を愛する世界です。家庭的な心情を中心とした、大宇宙的な人格観を中心として生きる世界です。

 そのような人々の家庭が全体化した社会的形態が、天国社会だというのです。天国は、私の家庭を拡大した世界、私の兄弟を拡大した世界なのです。


(同 第5篇・第1章・第4節・15)